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ロンブー淳率いるjealkb、1年前に解散危機だった

 ロンドンブーツ1号2号田村淳がボーカルのhaderuとして率いるビジュアル系ロックバンド・jealkbが12日、東京・赤坂BLITZで全国ツアー『鳥薔薇ノ空』ファイナルを迎えた。シークレットゲストのロックバンド・ムックの逹瑯を呼び込む場面で、haderuは「(メンバーが)7人から5人になった時、バンドを辞めようと思った。けど、逹ちゃんが『2人が戻ってくるまで続けよう』って後押ししてくれた。逹ちゃんがいなかったら5人でやってなかった」と、昨年4月にメンバー2人が脱退した際、解散を考えていたことを明かした。

jealkbライブハウスツアー『鳥薔薇ノ空』最終公演の模様 

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 ギターのmofto、キーボードのchaosが脱退後、メンバー5人となって初のアルバム『Invade』を引っさげ、全国15ヶ所を巡った同ツアー。haderuは「目標は日本武道館。(結成から)5年経った今、いいとこまでいったけど、メンバーが二人辞めて失速してる。でも、ここから不死鳥のようにはいあがらないといけない」とシャウト。ファンの声援を受け「5人でも大丈夫だと感じた。でも、この状態でもし二人が戻ってきたらどうなるんだろう。二人が帰ってくるのを心待ちにしてほしい」と、脱退メンバーに未練をにじませながら、さらなる高みを目指すことを誓った。

 逹瑯が楽曲提供した「恋心」や代表曲「嘆きのエンドレス」など全24曲を熱唱したライブには、ゲストのThe冠や逹瑯をはじめ、シングル「makemagic」のミュージックビデオに出演したタレント・はるな愛Acid Black Cherryのyasuが駆けつけ、会場はヘッドバンギングの嵐と化す盛り上がり。ただ、たまたま来場していた品川庄司の庄司智春が海パン一丁姿で乱入し、ビジュアル系バンドの“美学”とはかけ離れた“起承転ケツ”劇で締めくくられた。

 今後、jealkbはファンが選ぶ年に一度のランキングライブ『二十薔薇ノ推曲2011』を8月6日(土)に東京・Shibuya O-EASTで開催。9月14日(水)にミニアルバム『AGAINST』が発売されることも発表された。

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  • jealkbライブハウスツアー『鳥薔薇ノ空』最終公演の模様 
  • jealkbライブハウスツアー『鳥薔薇ノ空』最終公演に出演した(左から)haderu、はるな愛、Acid Black Cherryのyasu 
  • jealkbライブハウスツアー『鳥薔薇ノ空』最終公演に出演した(左から)ムック・逹瑯、haderu 
  • jealkbライブハウスツアー『鳥薔薇ノ空』最終公演に出演した庄司智春(中央) 
  • jealkbライブハウスツアー『鳥薔薇ノ空』最終公演を行ったhaderuことロンドンブーツ1号2号・田村淳 

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