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森友嵐士、ソロ初アルバム T-BOLAN時代からは17年ぶり

 1999年に解散した人気ロックバンド・T-BOLANのボーカル、森友嵐士が20日、初のソロアルバム『オレのバラッド』を発売した。心因性発声障害により、1995年から15年間歌うことができなかった森友が、病気を乗り越え完全復活。T-BOLAN時代からは17年ぶりとなるアルバムが完成した。

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 森友はT-BOLANとして活動していた95年、突如声が出なくなるという不運に見舞われる。びらん性の声帯結節と診断され、しばらく休めば回復するかと思われたが、その後さらに悪化し心因性発声障害と診断。「バンドメンバーに迷惑をかけたくない」という思いもあり、99年にバンドを解散した。

 その後、2005年にT-BOLANのギタリスト・五味孝氏と再会したことがきっかけで、再び歌うことを決意した森友は、長期のリハビリを経て、2010年にソロ1stシングル「抱きしめていたい/キズナ」で歌手活動を再開した。

 同アルバムには、歌声を取り戻すためにリハビリを行う中で歌い続けた坂本九の名曲「上を向いて歩こう」や、歌えるようになったあと初めて歌唱したというT-BOLANの楽曲「離したくはない」のセルフカバーを含む全11曲を収録。闘病中、希望を失わず生きていこうと歌った「祈り」「涙の壁」なども収録されており、森友の想いが込められたアルバムとなっている。

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  • 森友嵐士ソロ初アルバム『オレのバラッド』 

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