現地時間1日に発表された『第53回グラミー賞』で「最優秀新人賞」部門にノミネートされた、カナダ出身のR＆Bシンガー、ジャスティン・ビーバー（16）の初来日公演が決定した。今年だけで3回、プロモーション目的で来日しているビーバーだが、来日公演は初めて。5月17日に大阪・Zepp Osaka、19日に東京・日本武道館の2公演を行う。

　来年5月の時点でも弱冠17歳2ヶ月のビーバーは、日本武道館単独公演を実現すれば、洋楽ソロアーティスト史上最年少記録となる。YouTubeのミュージックビデオ再生回数はトータル10億回超、Twitterのフォロワー数は620万人に達し、オバマ米大統領、俳優アシュトン・カッチャーを抜いて全世界3位になったビーバーに、また新たな記録が加わることになる。

　デビューアルバム『マイ・ワールズ』（2010年5月発売）は、日本でも最高位3位を記録し、全世界では800万枚超の大ヒットを記録。米ニューヨークの名アリーナ、マディソン・スクエア・ガーデン公演のチケットが完売するなど、全米ツアーチケットは入手困難なプレミアムチケットとなっている。