『週刊ヤングジャンプ』（集英社）の新増刊『アオハル』（11月30日発売）が、漫画誌初の試みとしてテーマソング「ヒーロー」を制作したことが17日、わかった。同曲は、初音ミク関連作品で一躍ブレイクし、人気アニメ『化物語』のエンディングテーマ「君の知らない物語」などを担当したクリエイター集団・supercellが書き下ろした。

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　今回のコラボレーションは、ヤンジャン編集部の「マンガ誌として何か新しいことを発信したい」という思いと、同誌のコンセプト“青春とヒロイン”にsupercellが共鳴し実現。コラボはテーマソング制作にとどまらず、supercellのメンバーで漫画家・イラストレーターの三輪士郎が、同曲の世界観を描いたピンナップイラストを同誌に収録。また、ヤンジャンが新たに創設する『アオハル漫画賞』では、同曲のコミカライズ作品も募集する。

　『アオハル』公式サイトでは、25日より「ヒーロー」のショートバージョンを先行公開。30日からはソニーミュージック公式サイトでフルバージョンの試聴を開始するほか、着うた、着うたフルも順次配信予定となっている。

　『アオハル』は、ヤンジャンやその増刊に執筆経験のない作家が25組以上参加する新増刊。表紙のイラストは、劇場版アニメ『センコロール』の宇木敦哉監督が描き下ろした。コミックス『好きっていいなよ。』などで知られる漫画家・葉月かなえと、最新作『チア男子!!』で話題の大学生小説家・朝井リョウ両氏によるコラボ作品などが掲載される。