2010年10月15日 06時00分
石川さゆりが奥田民生提供曲でJ-POPに初挑戦 (C)ORICON DD inc.
こぶしを封印し甘い歌声を披露 (C)ORICON DD inc.
石川さゆり、民生提供J-POPで新境地 民生「紅白は“天城越え”で」
演歌歌手の
石川さゆりが14日、ロック歌手の
奥田民生プロデュースでJ-POPに初挑戦した新曲「Baby Baby」(20日発売)の発表会見を都内のスタジオで行った。異色かつ強力なタッグに報道陣から“紅白出場宣言”を促す質問が矢継ぎ早に飛んだが、奥田は「“天城越え”でいいんじゃないですかね」と笑顔であっさりかわし、「この十何年、大晦日に仕事したことがなくてもっぱら観るほうなので。天城越えを観るのが楽しみですね」と歌手の大先輩を立てていた。
この異色タッグは昨年9月、ロックバンド・
くるり
が主催するライブイベントに出演した両者が意気投合し、実現したもの。同イベントでの第一印象を問われた奥田は「プレハブの楽屋に和服でいらして、相当違和感がありましたね」と振り返ると、野外ライブ初体験だった石川も「民生さんはタオルでハチマキをして、ほっかむりみたいな状態で。私は着物を着ているのに民生さんたちはTシャツで、衣装替えしないのかしらと思った」と切り返し、会場は爆笑の渦に包まれた。
石川はレコーディング時にもロック界と演歌界のギャップを感じたようで「譜面がないのは初めて。音を聴きながら自分で作りました」と告白。奥田は「一応あったんですよ」と弁明しながらも「デモテープを録るとき、キーが違うのでデジタル処理をしたら、“コロ助”とか“帰って来たヨッパライ”の声みたいになってしまって。そっちのイメージになってしまったらどうしようかと思った」と言って笑いを誘った。
デビュー38年目で新境地を開拓し、和服ではなく黒のロングスカートで登場した石川は、こぶしを封印して「Baby Baby」をかわいらしく歌唱。「これは歌えないと怒られないように、歌詞に“地獄の”とかは入れないようにしました」と奥田が笑うと、石川は「奥田さんの詞っていろんな聴こえ方がするから楽しい。エッチに聴こえるところはエッチっぽく、楽しく聴こえるところは楽しく聴いていただければ」とアピールしていた。