ヒップホップグループ・RIPSLYMEの新リミックス音源「Good Times（Bad Times remix） by Yoshinori Sunahara」が、ユニバーサル・スタジオの3Dアニメーション映画『怪盗グルーの月泥棒　3D』（10月29日公開）の日本語版主題歌に決定した。同作は、全米で3D映画史上歴代5位の興行成績を収める大ヒットを記録。世界各国の吹き替え版にはトップスターたち集結し、韓国語版ではアイドルグループ・少女時代が吹き替えと主題歌を担当している。日本語版は主人公・グルー役を笑福亭鶴瓶、三姉妹の末っ子アグネス役を子役の芦田愛菜が担当。そして、RIP SLYMEの主題歌に映画のヒットが託された。

【写真】その他の写真を見る

　楽曲は、8月に発売されたベストアルバム『GOOD TIMES』に収録された「GOOD TIMES」を元電気グルーヴの砂原良徳氏がリミックスを手がけたもので、クールに浮遊感漂う出来上がりに。日本語吹き替え版の本編エンドロール及び、テレビスポットなどに使用される。“裏”ベストアルバム『BAD TIMES』（12月1日発売）に唯一の新曲として収録される。

　もともとはオリジナル版の音楽を担当したファレル・ウィリアムスとRIP SLYMEのメンバーの間で親交があり、作品を観たメンバーが感銘を受けて今回のタイアップが実現した。メンバーのRYO-Zは「怪盗グルーやミニオン君、他登場キャラクター皆、めちゃくちゃ可愛かったです」と話している。

　“月を盗む”という大作戦を計画した怪盗グルーと仲間のミニオンたちが孤児の3姉妹と繰り広げる冒険を描く。3Dならではの視覚効果で臨場感あふれる映像表現を体感できる内容から「アトラクション3D」とうたっている。

◆映画情報　最新映画ニュース一覧｜インタビュー バックナンバー