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GLAY、押井守監督の逆ラブコールに感激「長くバンドを続けてきたご褒美」

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 ロックバンド・GLAYが26日、アニメーション作家の押井守監督とともに短編アニメーション映画『Jet’aime』の先行試写会イベントを東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行った。同作は、ギターのHISASHIが押井監督の熱烈なファンだったことから実現した、ニューアルバム『GLAY』(10月13日発売)の初回盤特典映像。押井監督は「楽しい仕事ができました。優しい気持ちになれるというか、久しぶりにそんな気分になりました」と振り返った。

押井監督(中央)と試写会イベントに登壇したGLAY 

押井監督(中央)と試写会イベントに登壇したGLAY 

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 上映後に登壇したGLAYのメンバーは「“視点”がすごく大切。視点を下げないと見えない大事なものが意識できました。いろんな捉え方をしてほしいですね」(HISASHI)、「細部までとてもうまく表現されていて、さすが押井作品だと思いました」(JIRO)とアニメーションのクオリティーの高さに感激の面持ち。

 押井監督は「GLAYの歌はバラードだと感じたが、突き詰めると最終的には“愛”。祈りにも近いかも知れない。届く届かないではなく、大事なのは想いを抱くこと。空虚な世界で愛はありえるのかを描いた」と今作に込めた思いを明かし、「また機会があったら一緒に仕事をしたいですね」と逆ラブコール。TERUは「本当に嬉しい。長くバンドを続けてきたご褒美だと思います」と喜んだ。

 今作は、世界最大規模のアニメーション映画祭『第50回アヌシー国際アニメーション映画祭2010』コンペティション部門をはじめ、世界中の短編映画祭に正式出品されている。

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