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　俳優・三浦友和と元歌手・山口百恵さん夫妻の長男ユウがボーカルとギターを務め、2008年11月にメジャーデビューしたロックバンド・Peaky SALT（ピーキーソルト）からドラムのスーザンが脱退することが21日、わかった。7月16日に東京・蒲田Club Top’sで行うライブをもって脱退するとバンドの公式サイトで発表した。

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　スーザンは「この7年間は、刺激的で、充実していて、何よりも居心地良い毎日でした。それは紛れもなく、支えてくれたメンバーや沢山の関係者の方々、そして暖かく応援してくれた皆さんのおかげです。言い尽くせない程の感謝の気持ちでいっぱいです。Peaky SALTとして活動をしていた日々の中で、メンバーや沢山の人に支えられ、助けられてきました」と感謝のコメント。

　それ故に「気付くと、僕はその恵まれた環境に甘えている自分が許せなくなった」といい、「悩み、考え抜いた末の結論として、自分自身を律するため、そして自分の中にある別の可能性にたどり着くためにも、Peaky SALTとは別の道を進む決断を下しました」と脱退理由を明かしている。バンドメンバーとして過ごした期間や作品は「今もこの先もずっと僕の宝物である事には変わりはありません。この想いを胸に新たな一歩を踏み出したいと思います」と新天地への旅立ちを綴っている。

　この発表を受け、ユウも同日付で更新したバンドの公式ブログで「スーザンのこと、突然の発表になってしまってごめんなさい。色んな言葉が浮かぶんだけど、とにかくこれだけは言えます。4人で何度も何度も話し合って、全員が納得した上で出した結論です」と円満脱退だと報告。

　さらに「正直なことをいえば、これだけ多くの時間を共有した仲間が去っていくというのは、言いしれぬ喪失感と寂しさがあります。だけどスーザンが考えに考え抜いた末に出した結論なら、それを受け入れるのも仲間の義務だって自分は思います。彼の新たなスタートを、心から応援します」と前向きな思いを吐露。「スーザンのいる4人のピーキーソルトは、7月で終わりです。でもそこからまた、新たなピーキーソルトが始まります。立ち止まってる暇はない。俺らも俺らで突っ走るよ。みなさんこれからも、ピーキーソルトをよろしくお願いします」とファンに向けメッセージを送った。

　Peaky SALTは2008年11月26日、『第62回福岡国際マラソン実況中継』のテーマソングに起用されたシングル「イトシセツナナミダ」でバップよりメジャーデビュー。その後、ハウス食品の清涼飲料水『うるおい美率』『こんがりポテト』のCMソングにも起用され、メンバー全員でCMに出演して話題を呼んだ。これまでにシングル3枚、ミニアルバム1枚、フルアルバム1枚を発表し、今年4月末でバップとの契約が終了している。


　Peaky SALT