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　その年度に最も印象に残る声優や作品を表彰する『第4回声優アワード』受賞者の一部発表が16日発表され、声優の水樹奈々が「富山敬賞（話題賞）」を受賞した。同賞は、“声優という職業を各メディアを通じて多く広めた人物”に贈られるもので、水樹は2009年6月に発売したアルバム『ULTIMATE DIAMOND』で、声優初のオリコン週間アルバムランキング1位を獲得したことや、声優として初の紅白歌合戦出場を果たしたことが評価された。

　水樹は、2006年『第1回声優アワード』にて、“声優という枠に納まらない天性の歌唱力”が評価され、「歌唱賞」を受賞。今回の「富山賞」は、それに続く受賞となる。なお、授賞式は、3月6日に東京・UDXシアター（秋葉原UDX4階）で行われる。

　そのほか、声優の魅力を最大限に発揮した作品に贈られる「シナジー賞」には、放送開始から30周年を迎え、お台場での実物大ガンダム展示などの記念イベントが多くの話題を提供した『機動戦士ガンダム』が選ばれ、故人の中で多くのジャンルにわたり貢献した声優に贈られる「特別功労賞」には、『サザエさん』の磯野カツオ役2代目を務めた高橋和枝さんが、子どもたちの視点から選ばれた声優に贈られる「キッズファミリー賞」には、『ドラえもん』を好演中の水田わさびさんが選出された。

▽『声優アワード』オフィシャルサイト
http://www.seiyuawards.jp/