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【年末特集】活動休止? 再結成!? 2009年を駆け巡った“解散・復活”狂想曲


復活ライブが話題を呼んだユニコーン。ライブの様子はDVDでも発売された。


夏フェス『a-nation’09』東京公演初日に自身率いる3人組ユニット・globeのメンバーとして音楽活動再開した小室哲哉

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復活ライブが話題を呼んだユニコーン。ライブの様子はDVDでも発売された。 

復活ライブが話題を呼んだユニコーン。ライブの様子はDVDでも発売された。 

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 「解散」「復活」「再結成」「一時休止」などのアーティスト活動の進退に関するニュースがやけに目立った2009年。さらには、「解散報道を否定」なんていうニュースもいくつか駆け巡り、2009年の音楽シーンは、“音楽”だけでなく“情報”にも踊らされた1年といってもいいかもしれない。そんな2009年は年明け早々の正月気分の抜けやらぬ1月4日、1996年に解散したグループ・大事MANブラザーズのボーカル・立川俊之が公式サイトで、音楽活動の再開を宣言。大所帯となる“大事MANブラザーズオーケストラ”の結成を明かした。そして、5日にはユニコーンが、1993年の解散から16年ぶりとなるバンド活動再始動を正式に発表、世間をあっと驚かせた。この後も数々の復活・解散劇が繰り広げられ、解散否定〜といった情報も駆け巡る1年となった。

 90年代に活躍した両バンドの復活ニュースで幕を開けた2009年。続けざまに届いたのが一部新聞で9日に報じられたCHAGE&ASKA解散のニュースだった。しかもその報道を受けて同じ日にCHAGE&ASKAは公式サイトで「本日、一部メディアにおいて解散との報道がありましたが、そのような事実はございません。 以上。」とのメッセージを発信した。

 寝耳に水だった“解散”報道だが、すぐに公式に否定されてファンは胸をなでおろしたことだろう。ただ、この後さらに“活動休止”という言葉を使って解散ではないものの、活動は続けられない状態であることを公式サイトで発表。2月に行われたCHAGEのソロライブでも自身の言葉で、「(活動休止は)2人だけで決めさせてもらった。30年目にして新たな決断を下しました」と説明され、ファンの気持ちは複雑だったことだろう。“解散”ではなく“活動休止”という言葉が、世間に浸透するきっかけを与えた出来事かもしれない。

 この後、ウルフルズアンティック−珈琲店−マキシマム ザ ホルモンDOUBLEらが、この“活動休止”という言葉を使って公式発表をした。それぞれに活動を休止した理由があるが、決して“解散”ではないという裏に隠されたもう一つのメッセージに、ファンはその後に期待を寄せることになる。

 そんな期待にこたえるかのような“復活”や“再結成”も目立った2009年。冒頭にあげた大事MAN〜やユニコーンのほか、氣志團、花*花、リンドバーグ甲斐バンドなどのグループから、YUIともさかりえらアーティストが活動を再開し、そんな報道がメディアをにぎわせた。

 特にわけあって活動できなかったアーティストの場合は、ファンからの期待とともにメディアの注目度もかなり高まる。8月22日に東京・調布市の味の素スタジアムで行われたイベント『a-nation’09』の東京公演初日にglobeのメンバーとして小室哲哉が久しぶりにステージに立った様子は、テレビ、新聞、インターネットなど多くのメディアがその様子を伝えた。

 数々の解散・再結成が目立った音楽シーンの1年だが、果たして2010年はどんなことになるのだろうか? 突然ファンを悲しませる「解散劇」よりはファンを喜ばせる「復活劇」を歓迎したいところだ。

 追記:なお、この年の瀬にかけてお笑いコンビの解散が続いたのも印象的だった。12月だけで21日にハローバイバイ、23日にチェリー☆パイ、24日にさくらんぼブービーと1週間も満たない期間に3組が解散を発表した。『M-1グランプリ2009』開催後にこれらの解散発表が続いているのが興味深い。

ミュージシャンの活動休止・再結成・復活ニュース一覧

【再結成・復活・活動再開】



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