こうも美しい成長カーブを描いているバンドは、珍しいのではないだろうか。バンド結成10年、メジャーデビュー5年目を迎えたUVERworldだ。
シングルを7作連続でランキングのトップ3に送り込み、アルバムはといえばここ3作『BUGRIGHT』(14.1万枚・最高位2位)→『PROGLUTION』(15.2万枚・最高位3位)→『AwakeEVE』(16.2万枚・最高位2位)と高いレベルで着実に伸びている。さらにライブもライブハウスからスタートして、昨年はついに東京・日本武道館、大阪城ホールを即完、大成功させた。きちんと新規ファンの開拓ができていて、CDの売上げ、ライブの動員共に伸びている。今年は東京・代々木第一体育館2days、大阪城ホール2daysを満杯にした。
昨年の武道館、今年の代々木体育館も観たが、とにかくUVERはライブがイイ。昨年の武道館もよかったが、今年の代々木ではさらに進化している姿とパフォーマンスを観せてくれた。バンドが大きくなる、進化するということをリアルに肌で感じることができた。とにかくメンバー全員が自信に満ち溢れ、エネルギーを出しまくり、会場の本当に1番上の隅のほうのファンが熱狂、狂喜乱舞している姿を目の当たりにした。彼らは演奏が上手い。いい音は会場のどこにいても届く。そして音と一緒にボーカル・TAKUYA∞の歌がきっちり届いている。
ハードな音に、ポップなメロディー、そしてTAKUYA∞の高くて挑発的でセクシーな声、歌が、このバンドにしかできないオンリーワンの音楽、世界観を作りあげている。そんな彼らには10〜20代の男女という、1番音楽に敏感なファンがしっかり付いている。女性だけではなく男性ファンをきっちり取り込めているところも大きい。
メジャーデビュー5年。ここで更に新しいファンを付けると、次の10年に向けての大きな流れができ、色々なことにチャレンジができるようになる。そんなバッチリのタイミングでリリースされる(12月9日)のが、初のベストアルバム『Neo SOUND BEST』だ。
シングルに関しては、いいタイアップに恵まれ、そのチャンスを次々と“モノ”にしてきた彼らの歴史がギュッと詰まっている。そして、アルバムのリードトラックだった曲、カップリング曲も収録され、さらにデビューシングルでもある「D-tecnoLife」の原型となった、インディーズ時代の名曲「D-tecnoRize」が“新曲”としてレコーディングされ、なんと1曲目に収録されている。「D-tecnoLife」を最後に持ってきて、まさに彼らの“第1ステージ”の集大成的な色合い、意味合いが強く出ている。
UVERはライブがいいと最初に書いたが、そのライブの勢い、良さを、ライブ盤でもないのに、きちんとシングルという小さなパッケージの中に昇華させることができるのが、彼らの強いところだと思う。シングルCDで感じたライブ感が、実際のライブでは当たり前だが更に増幅し、そこにドライブ感とか奥行き感が加わり、さらに視覚が刺激され、感動となって体と心に伝わってくるのではないだろうか。
そんな楽曲達と共に、初回生産限定盤には今年行われた『AwakEVE TOUR』を中心としたライブ映像が12曲も収録されたDVDが付く。とにかくUVER最大の武器・ライブを思いきり感じることができるベスト盤だ。
この勢いをそのまま自分達のエネルギーにして、このベスト盤をステップに、さらに“上”のステージに上がって、シーンを牽引して行って欲しいと心から思う。
⇒ 『編集長の目っ!!』過去記事一覧ページ
シングルを7作連続でランキングのトップ3に送り込み、アルバムはといえばここ3作『BUGRIGHT』(14.1万枚・最高位2位)→『PROGLUTION』(15.2万枚・最高位3位)→『AwakeEVE』(16.2万枚・最高位2位)と高いレベルで着実に伸びている。さらにライブもライブハウスからスタートして、昨年はついに東京・日本武道館、大阪城ホールを即完、大成功させた。きちんと新規ファンの開拓ができていて、CDの売上げ、ライブの動員共に伸びている。今年は東京・代々木第一体育館2days、大阪城ホール2daysを満杯にした。
昨年の武道館、今年の代々木体育館も観たが、とにかくUVERはライブがイイ。昨年の武道館もよかったが、今年の代々木ではさらに進化している姿とパフォーマンスを観せてくれた。バンドが大きくなる、進化するということをリアルに肌で感じることができた。とにかくメンバー全員が自信に満ち溢れ、エネルギーを出しまくり、会場の本当に1番上の隅のほうのファンが熱狂、狂喜乱舞している姿を目の当たりにした。彼らは演奏が上手い。いい音は会場のどこにいても届く。そして音と一緒にボーカル・TAKUYA∞の歌がきっちり届いている。
ハードな音に、ポップなメロディー、そしてTAKUYA∞の高くて挑発的でセクシーな声、歌が、このバンドにしかできないオンリーワンの音楽、世界観を作りあげている。そんな彼らには10〜20代の男女という、1番音楽に敏感なファンがしっかり付いている。女性だけではなく男性ファンをきっちり取り込めているところも大きい。
メジャーデビュー5年。ここで更に新しいファンを付けると、次の10年に向けての大きな流れができ、色々なことにチャレンジができるようになる。そんなバッチリのタイミングでリリースされる(12月9日)のが、初のベストアルバム『Neo SOUND BEST』だ。
シングルに関しては、いいタイアップに恵まれ、そのチャンスを次々と“モノ”にしてきた彼らの歴史がギュッと詰まっている。そして、アルバムのリードトラックだった曲、カップリング曲も収録され、さらにデビューシングルでもある「D-tecnoLife」の原型となった、インディーズ時代の名曲「D-tecnoRize」が“新曲”としてレコーディングされ、なんと1曲目に収録されている。「D-tecnoLife」を最後に持ってきて、まさに彼らの“第1ステージ”の集大成的な色合い、意味合いが強く出ている。
UVERはライブがいいと最初に書いたが、そのライブの勢い、良さを、ライブ盤でもないのに、きちんとシングルという小さなパッケージの中に昇華させることができるのが、彼らの強いところだと思う。シングルCDで感じたライブ感が、実際のライブでは当たり前だが更に増幅し、そこにドライブ感とか奥行き感が加わり、さらに視覚が刺激され、感動となって体と心に伝わってくるのではないだろうか。
そんな楽曲達と共に、初回生産限定盤には今年行われた『AwakEVE TOUR』を中心としたライブ映像が12曲も収録されたDVDが付く。とにかくUVER最大の武器・ライブを思いきり感じることができるベスト盤だ。
この勢いをそのまま自分達のエネルギーにして、このベスト盤をステップに、さらに“上”のステージに上がって、シーンを牽引して行って欲しいと心から思う。
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2009/12/03