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小室哲哉、『a-nation’09』で音楽活動再開 ファン5万人に38秒間頭を下げる

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 巨額詐欺事件で執行猶予中の音楽プロデューサー・小室哲哉が22日、エイベックス恒例の夏フェス『a-nation’09』に自身率いる3人組ユニット・globeのメンバーとして、シークレットゲスト出演を果たした。今年5月、大阪地裁で言い渡された判決公判(懲役3年 執行猶予5年)以来、初めて公の場に姿をみせ、音楽活動を再開させた。

ファンに向かって頭を下げる小室哲哉 

ファンに向かって頭を下げる小室哲哉 

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 昨年の8月31日に行われた同夏フェス(東京公演)以来、久々のステージ“復活”第1弾の会場に集まったファンは5万人。場内での登場アナウンスや演出は一切されないなか、まずは小室1人が無言で1995年8月の初ライブ時に着用した衣装をほう佛とさせるような白を基調としたスーツ姿で、ステージ下手に登場。続けて、ピアノソロでglobeの「DEPARTURES」や安室奈美恵に楽曲提供した「SWEET 19 BLUES」、さらにTM NETWORK時代のヒット曲「Get Wild」など8曲を披露。巨大モニターに小室の顔が映し出されると会場からは「え〜!!」と驚く声が上がったが、手拍子や歌詞を口ずさんで静かに会場が一体となった。

 その後、観客に向かって38秒間頭を下げ続けた後「小室哲哉です。大変ご迷惑をおかけしました。そして、心配も沢山かけました。こうやってステージで(ピアノを)弾けるような環境を作ってくれたエイベックス、a-nationに感謝します。ありがとう。そして、ピアノに耳を傾けてくれたファンの皆さん、a-nationのファンの皆さん、本当にありがとうございます」とあいさつ。続いて、妻のKEIKO、MARCが登場すると「FACE」「Many Classic Moments」をエレキギター、ピアノ&シンセサイザーでそれぞれ演奏。最後には3人でステージ中央に集まり、一礼。およそ20分の出演となったが、しっかりとした形でファンにアピールした。

 判決後、小室は自身の復活に関する嘆願書を書いた関係者へ礼状の執筆をはじめ、読書に時間を使うなど己を見つめなおす時間に費やし、その後デモ楽曲の制作やレコーディングを行っていた。現在は、関係者の自宅を出て都内で2人で生活をしており、逮捕前まで続いてた時間に対するルーズな面を改善。不規則な生活も帰宅を早くするなど規則正しい生活へと変えているという。

 この日はDAIGO率いるロックバンド・BREAKERZがシークレットゲストとして出演したほか、同社所属のDo As Infinity大塚愛AAAGIRL NEXT DOORらが出演。TRF浜崎あゆみ東方神起はこの後の出演となる。また今日19時頃から、これまで配信が停止されていたglobeの音楽配信、着うた配信が再開となったほか、小室の復活劇のステージをケータイTV・BeeTVで23日午前0時頃から独占配信する。

関連写真

  • ファンに向かって頭を下げる小室哲哉 
  • ピアノソロでglobeの「DEPARTURES」などを披露する小室哲哉 
  • 「FACE」「Many Classic Moments」を披露するglobe 

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