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ピーターが35年振りに新譜、最新技術で故・越路吹雪とデュエット

■アルバム収録曲一覧は下段に

 今年で芸能生活40周年を迎えるピーターが、1974年12月リリースの「ピーターヒット歌謡/愛の遍歴」以来、実に35年振りの新録アルバム『私が愛した女たち』を9月30日に発売する。最新技術を駆使し、越路吹雪(1924年−1980年)と一緒にレコーディングに臨んだようなのデュエット曲のほか、女性歌手のカバーを中心とした収録曲で構成された作品となっている。

35年ぶりのアルバム『私が愛した女たち』 

35年ぶりのアルバム『私が愛した女たち』 

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 1969年に映画『薔薇の葬列』で俳優デビューすると同時にシングル「夜と朝のあいだに」で歌手としてもデビューしたピーター。同曲でレコード大賞新人賞を受賞するほどの実力派シンガーとしてのキャリアも誇る。35年振りに発表される今回のアルバムは、スタッフと共に選曲した全曲カバーで構成され、注目作は敬愛する越路吹雪と、友人であったテレサ・テンとの時空を越えたコラボレーション。越路の代表曲「誰もいない海」の1970年当時の録音テイクに、ピーターの歌声を重ね最新の技術を駆使し、まるで一緒にレコーディングしたようなデュエット音源が完成した。テレサ・テンの「つぐない」も同様に、1984年の録音テイクを使って25年の時空を越えた共演が実現した。

 アルバムには、ピーターが“愛した女性たち”のカバー曲(デュエット)を中心に、井上陽水の「ジェラシー」、そして、自身のデビュー曲「夜と朝のあいだに」のセルフ・カバーを含めた全12曲が収録される。

『私が愛した女たち』(9月30日発売)
<収録曲(オリジナル歌唱者)>
01. 誰もいない海 Duet with 越路吹雪
02. 夜と朝のあいだに 2009 Version (ピーター)
03. つぐない Duet with テレサ・テン
04. ジェラシー  (井上陽水) 
05. 愛のままで (秋元順子) 
06. かもめの街 (ちあきなおみ) 
07. 八月の濡れた砂 (石川セリ) 
08. 爪 (ペギー葉山)
09. 終着駅 (奥村チヨ)
10. 江戸ポルカ (一青 窈) 
11. 帰り来ぬ青春 40thヴァージョン(シャンソン曲)〜夜と朝のあいだに(ピーター)
12. Outro〜江戸ポルカ


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