90年代前半に一世を風靡した女性アイドルグループ・大阪パフォーマンスドールが大阪市内でデビュー15周年を記念した復活ライブ『2008限定 大阪パフォーマンスドール夏祭り！！〜15年目の夜だから〜』を行うことを発表、9日（水）に記者会見を行った。メンバーの1人でお笑いコンビ次長課長・河本準一の妻・重元直美は「今は、家事も育児もほったらかし状態、今は旦那にも協力してもらっています」と二人三脚でこの日の復活に向けて準備を進めていることを語った。

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　グループは、93年に篠原涼子らが所属した『東京パフォーマンスドール』の日本武道館ライブで初お披露目。3度の追加メンバーを加入させ、シングル8枚、アルバム3枚をリリースし活動。その後は“自然消滅”の形で活動が休止状態になっていた。今回のステージで実に11年ぶりのステージ復帰となる。

　当時10代でメンバーに加入した重元は、河本との結婚後に芸能界を引退。現在は1児の母として生活してたが1年前にグループの同窓会に参加した際、“復活”に関する話題が出たといい「体力以外は当時と同じ気持ちでレッスンを始めた。でも、やっぱり母親になって自由が利きません！」と苦笑い。「子供のお弁当も作って忙しいのに、スーパー母ちゃんですよ！」と舌を巻いていた河本からは「最初は軽い感じで『やったら！』って言われたが、今は家事も育児も協力してもらっている。これから練習が増えるし（両立は）大変です」とママさんアイドルらしいコメントを出しつつ、大人へと変貌を遂げたアイドルグループの成長した姿をアピールしていた。

　また、関西ローカルの番組リポーターなどで芸能活動を続けるリーダー・武内由紀子は「だいぶ老け込みましたけど、歌って踊れるアイドルらしく今回の振り付けも当時のままやりたい。今日来ているCDメンバー6人以外の人にも参加してもらって、同窓会的な内容になると思います！」と三十路での復活劇を楽しみにしている様子だった。

　ライブは8月9日（土）にうめだ花月、17日（日）に東京・SHIBUYA BOXXで行われる。