4人組バンド・100％FREE (Hundred Percent Free)が、12月18日に発売するアルバム『百年物語〜The Complete Best〜』をもって、バンドを解散することが29日、わかった。同日、公式サイトで発表した。なお、解散に伴うライブは行わず、10年のバンド活動に幕を閉じる。

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　100％FREEは、数々のメンバーチェンジを経て、現在のTack（Vo）、Ko-KI（MC）、SIG（Gt）、 KAZ（Dr）の4人編成で活動。今夏、KAZが「バンドを結成して10年が経ち、もう一度自分の音楽人生を見つめ直したい」と脱退を申し出たことを受け、メンバーやスタッフが何度も話し合った結果、「KAZがいなくなり、3人になるハンドレッドはもうハンドレッドではない」という結論に至り、解散を決意したという。

　最後のアルバムは、インディーズからメジャーでの全作品の中から彼らの代表曲を選りすぐったベストアルバム（DISC1）と、まだ未発表となっていたバンドの最新楽曲で構成されたオリジナルアルバム（DISC2）の2枚組。彼らのこれまでの軌跡が凝縮された作品に仕上がっている。

　公式サイトには「最後に僕らの想いが詰まったアルバムを発表し、100%FREEは解散します。このような形でのご報告になってしまい大変申し訳ございません。いつも100%FREEを応援して下さったファンの皆様、関係者の皆様には感謝の気持ちで一杯です。今まで支えて頂いて、本当にありがとうございました」と、メンバーのコメントが掲載されている。

　100％FREEは2003年に名古屋で結成。インディーズ時に2枚のミニアルバムをリリースし、ライブを中心に活動。2010年1月に人気アニメ『名探偵コナン』のエンディングテーマに起用された「Hello Mr. my yesterday」でメジャーデビューを果たし、これまで4枚のシングルと1枚のフルアルバムを発売していた。