ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIが27日に放送のテレビ朝日『ミュージックステーション3時間SP』に約16年ぶりに生出演することが13日、わかった。1997年12月のX JAPANとして『ミュージックステーションスペシャル　スーパーライブ97』出演以来となる。YOSHIKIは「以前、（パフォーマンスで）ドラムを投げつけてカメラを破壊したのを覚えています。今回はピアノでの出演なので安心してください（笑）」と呼びかけている。

　2007年のX JAPAN再結成以降も一度もテレビ番組での演奏が実現したことがないYOSHIKIだが、約8年ぶりのソロアルバム「YOSHIIKI CLASSICAL」（9月25日全世界リリース）に伴い、このほど番組出演が決定した。

　X JAPANとして、最後に出演した放送ではセンターステージで水しぶきを上げ、全身濡れながらドラムを叩き、その後「Forever Love」をピアノで披露。ソロとして最後に出演した92年7月の放送では、血の雨が降るなかピアノで「UNFINISHED」を演奏するという度肝を抜くパフォーマンスで観客や視聴者を魅了した。今回はどんなパフォーマンスを見せてくれるか気になるところだ。

　番組プロデューサーの山本たかお氏は「YOSHIKIとはデビューの時から親しくさせていただいているので久しぶりの出演を嬉しく思い、また16年ぶりと聞き驚いてもいます。これを機に是非X JAPANでもワールドワイドに大暴れしてもらいたいと思います」と期待を寄せている。

　先月26日（ロサンゼルス時間）には、グラミー・ミュージアムにてアメリカで初めてソロライブを開催したYOSHIKI。ライブ直後にはアメリカのコンサートプロモーターから全米各地でのライブ出演の依頼が来るなど、大きな反響を集めただけに、今回の出演にも注目したい。