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キマグレン経営の逗子海岸「音霊」が今月末で閉店へ

 今年で9年目を迎えた神奈川・逗子海岸の海の家兼ライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」が、今月末をもって閉店することが23日、明らかになった。同店を経営するキマグレンKUREIが、運営会社の「音遊 代表取締役クレイ勇輝」名義で発表した。

自身が運営する海の家ライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」の閉店にコメントを発表したキマグレンKUREI (C)ORICON NewS inc.

自身が運営する海の家ライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」の閉店にコメントを発表したキマグレンKUREI (C)ORICON NewS inc.

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 KUREIは「“自分が子供だった頃のように、海までの道が活気に溢れる元気な街になってほしい”という想いで、「海で音楽を楽しめる場所」を創ろうとこれまで尽力してまいりましたが、逗子海岸での企画を今夏いっぱいで閉幕する運びとなりました」と報告。

 「2014年夏、本来なら皆様と10周年を逗子海岸で盛大に祝いたかったのですが、このようなご報告となってしまい本当に残念に思います。そして、楽しみにしてくださっていたOTODAMAファンの皆様、大変申し訳ございません」と無念さをにじませた。

 同市は今月7日、「安全で快適な逗子海水浴場を取り戻すための対策協議会」を設置し、逗子海水浴場の騒音や風紀の乱れに関する苦情が増加しているとして、海の家の音楽規制強化を検討する方針を明らかに。これに対してKUREIは自身のツイッターで「物事には賛否両論は付きものです。ただ「音楽禁止=治安や風紀の改善」は安易過ぎませんか? 僕は音楽の前に禁酒すべきでは?と思います」と自身の考えを書き込んでいた。

 「ここで身を引くことが逗子海岸のOTODAMAからの最後のメッセージになります。この事が未来の逗子海岸のためになると僕らは信じております」としたKUREIは「また違った形で近い将来皆様にお会いできる事を楽しみにしております。残りの9日間、音霊の夏を思いきり楽しみましょう!!長い間、本当にありがとうございました!」と結んだ。

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