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さだまさし、ソロ公演4000回表彰に喜び 原動力は「借金」とさだ節全開

 シンガー・ソングライターのさだまさし(61)が17日、東京・日本武道館でソロ公演通算4000回開催を前に、同所で行われた表彰会見に出席した。「4000回は目標でもなんでもないこと」と照れ隠しで笑ってみせたさだは「デビュー40年で4000回。よくぞお客さんが来てくれた。これも…トークのたまもの」などジョークを交えながら喜びを語った。

ソロ公演通算4000回達成を果たすさだまさし (C)ORICON NewS inc.

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 1972年にバンド・グレープを結成し、昨年4月10日から40周年記念プロジェクトを展開してきたさだ。同日の公演で大台の4000回を迎え「移動距離でいったら、10周年のときに地球1周半くらいでしたから、月にたどり着くくらい動いているのでは、と思う。4000泊くらいしてるのでホテル代はどのくらいか。外食代もどのくらい社会貢献しているのか。まさにサダノミクス」と、オチを付けながら感慨深げに足跡を振り返った。

 1976年10月にソロアーティストとして初のコンサートを行い、足掛け37年で達成した音楽史上に残る記録に「めでたいですかね?」と首かしげ。さらにさだは「原動力? 借金ですね。中国で映画を撮る夢を実現したけど、借金して、簡単にリタイアできず、30年返し続けるために生きてきました。今は、解き放たれて自由感がありますね」としたり顔を浮かべてみせた。

 ステージ以外でもさだ節で笑いを誘うなか、今後の目標を聞かれると「もういいじゃない、4000回過ぎれば」とあっさり。報道陣が「5000回?」と食い下がると「馬車馬のごとく走ってないんだよ?」と苦笑いを浮かべ「元気で歌うことを期待されていると思うので、その期待には応えたいですね」と控えめだった。

 一方で、今後挑戦したいプロジェクト構想を明かし「誰もやったことのないことを、いくつか見つけている。全国に音楽を目指している奴がいるから、それをつなげる方法がないかなと考えています。日本の音楽の底上げをしないとね」と語っていた。

 節目となる4000回公演は7500人のファンを動員予定。本番を控え「きょうは歌中心」といいつつ「でも、ほっといてもしゃべりますけどね」と笑みを浮かべ、意気込んでいた。

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  • ソロ公演通算4000回達成を果たすさだまさし (C)ORICON NewS inc.
  • 表彰会見に出席したさだ(左から2番目)と(左から)オリコン小池恒代表取締役社長、さだ企画グループ佐田繁理CEO、ユーキャン品川惠保代表取締役会長 (C)ORICON NewS inc.
  • ソロ公演通算4000回達成を果たすさだまさし(左)、オリコン小池恒代表取締役社長 (C)ORICON NewS inc.
  • ソロ公演通算4000回達成を果たすさだまさし (C)ORICON NewS inc.

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