8月27日の劇場公演をもってAKB48を卒業する板野友美が27日、東京・新木場STUDIO COASTでソロイベント『CLUV Tomo.DANCE TRIAL 2013 Edition』を開催した。板野は、先日行われた福岡ヤフオク！ドーム公演での篠田麻里子の卒業セレモニーを振り返り「私ももうすぐ卒業ということで、私もこういう感じなのかなと、麻里子と考えてたらすごい悲しくなって寂しくなって、1回卒業したみたいなテンションになっちゃった」と卒業前の心境を語った。

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　板野は「今までセンターとかじゃないから、卒業は自分がメインになるというのがすごいプレッシャーで…。それを麻里子も味わっているのをそばで見て、一緒に緊張したりした」と報告。篠田のセレモニーを経験したことで「もう少しリラックスして、卒業できると思う」と笑顔をみせた。

　同イベントは、4枚目のソロシングル「1％」の発売を記念して実施。YouTube上で募集した参加型ダンスコンテスト『1％DANCE TRIAL』の入賞者4組が発表され、ラストは板野と共演して会場を盛り上げたほか、卒業にあたって自ら作詞を手がけた「8 years」などを披露した。

　3曲目で中森明菜の名曲「少女A」を歌唱しようとした際、板野は「ちょっとストップ！　私、緊張しているので1回ストップします！」と自ら中断。オールスタンディングのライブハウスに詰めかけた2000人のファンを前に「リハーサルの時は緊張しなかったのに、なんで本番だと緊張するの？」と座り込み「もう1回やっていいですか？　もう1回お願いします」と志願して、仕切り直していた。

　今回のイベント開催にあたり、グッズやセットリストをスタッフと共に考案したという板野は「すごく楽しみにしていた」といい「卒業したら、こういうライブをたくさんしたい！」と意欲をみせた。