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鉄拳パラパラ漫画採用MVがiTS1位 ミューズが収益寄付を発表

 お笑い芸人・鉄拳が制作したパラパラ漫画『振り子』が採用された、英ロックバンド・ミューズの「エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)」の公式ミュージックビデオが10月31日、国内のiTunes Stre「トップミュージックビデオチャート」で並み居る強豪アーティストのMVを抑えて1位となる快挙を達成した。

鉄拳の“泣ける”パラパラ漫画『振り子』を採用したミューズの「エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)」MVがiTunes Storeで1位に

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 もともと『振り子』はテレビ番組の企画で描き下ろし、BGMとしてミューズの「エクソジェネシス〜」を使用していた鉄拳の代表作。YouTubeで再生回数300万回を記録した動画の評判が広がるにつれて音楽にも注目が集まり、そのうわさを耳にしたミューズが『振り子』を同曲の公式MVとして採用。10月30日放送の情報番組やネットニュースで、世界59ヶ国で配信されることが報じられた。

 作品の温かさと、今夏のロンドン五輪のメイン公式ソングを担当した世界的バンドが鉄拳の才能に着目したことにもユーザーが反応。番組視聴者やYouTubeで閲覧したユーザーの涙腺を刺激し、「泣いた」「感動した」「鉄拳すごい」といった書き込みが殺到。Yahoo!急上昇ワードランキングで「鉄拳」が2位、グーグル検索ワードランキングでも「鉄拳」が4位を記録するなど大きな話題となった。

 10月31日午前0時に配信をスタートさせた本作は、国内のiTunes Storeで配信開始1時間後にTOP10、午前10時ごろに「トップミュージックビデオチャート」1位に。日本での好状況を受けてミューズサイドは急きょ、同MV配信による収益を東日本大震災の復興支援に寄付すると発表した。

 ミューズは来年1月11・12日の両日、さいたまスーパーアリーナで来日公演を行うことも決定しており、鉄拳を通じて生まれた日本との新しい絆は、この先も続くことになりそうだ。

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