韓国の男性5人組グループ・B1A4（ビーワンエーフォー）が1日、神奈川・ラゾーナ川崎で日本デビューシングル「Beautiful Target-Japanese ver.-」の発売記念イベントを開催。昨日（6月30日）も東京ビッグサイトで、10時間におよぶ3万人との握手会を行い、連日熱狂的なファンが詰めかけた。リーダーのジニョンが「僕たちはデビューしたばかりの新人なのに、こんなにもたくさんの人が来てくれてありがとう」と集まった1万2000人のファンに感謝した。

【写真】その他の写真を見る

　「会えて本当に嬉しいです。今もドキドキしています」（ゴンチャン）、「本当にドキドキして昨日の夜は、眠れなかった」（バロ）と日本デビューの喜びを噛み締めるも、あまりの歓声で通訳の声がメンバーに届かないほどだった。歌唱中もファンに向かってメンバーが手を振るたびに、悲鳴にも似た黄色い歓声が会場を覆い尽くした。

　日本語でのレコーディングに「発音が難しかったので、レコーディングに時間がかかりました」（ゴンチャン）、「ひと言間違えるだけで意味が違ってくるので本当に難しい」（シヌゥ）と苦戦。「いつもは優しくて親切なお兄さんですが、レコーディングに入るととても厳しく、こまかくディレクションをしてくれます」（サンドゥル）とシングル収録曲「Bling Girl-Japanese ver.-」の作曲をジニョンが、作詞をジニョンとバロが手がける多才な一面も。

　さらに、バロから「僕たちの2ndシングル『おやすみ good night』が8月29日に発売されることが決定しました」と発表されると、この日一番の歓声が沸き起こった。そして、「日本でコンサートをやりたいです」（シヌゥ）、「新人賞を取りたい」（ゴンチャン）と夢について力強く語り、「一生懸命がんばって、みなさんに愛されるグループになりたいです」（ジニョン）と意気込んだ。

　B1A4は、ジニョン、シヌゥ、サンドゥル、バロ、ゴンチャンの5人組グループ。グループ名は、メンバーの血液型がB型1人、A型4人であることが由来。また「Be the one,All for one（僕たちの夢のためにベストを尽くす）」という意味も込められている。韓国で昨年4月にミニアルバム『Let's Fly』でデビューすると、“そよ風ダンス”と名付けられた振り付けなどが話題に。キュートなルックスと抜群の歌唱力で、韓国の新人賞を総なめにした。