人気アイドルグループ・AKB48のメンバーで、唯一演歌歌手として2月にシングル「無人駅」でソロデビューした岩佐美咲（17）が9日、東京ドームシティ・ラクーアガーデンステージでミニライブを行った。朝から雨が降る悪天候のなか詰めかけた熱狂的なファン約1000人に、6日に開催された『第4回選抜総選挙』の結果報告を行った。

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　過去3年連続圏外から33位に選ばれ、新曲のカップリング曲を歌う「ネクストガールズ」（33〜48位）のセンターポジションを獲得した岩佐。ステージ上に運ばれたくす玉のひもを引くと「祝 33位」と書かれた垂れ幕が飛び出し、客席のファンが一斉にクラッカーを鳴らすサプライズで祝福された。

　「皆さんに33位（9297票）という順位をいただきまして、感謝しても感謝しきれません。上の32位でも、34位でも（ネクストガールズの）センターには立てなかったので、すごい運を持っているなと思いました。きょうは、皆さんへの感謝の気持ちを直接伝えることができて、本当にうれしく思います」とお礼を述べたうえで、「今の自分にはベストな順位だと誇りに思っていますが、これからもずっと上を目指していきたい」と意欲を見せた。

　また、先月亡くなった所属事務所の長良じゅん会長にも「この姿を見てほしかったですね」と無念さを浮かべながらも「こうやって33位という順位をいただけたのも『無人駅』を歌わせていただいたおかげですし、演歌を歌う機会をくださったのも、私を見つけてくださったのもすべて会長がいたからなので、感謝の気持ちを伝えたい」と話していた。