ジャズファンの新規獲得に向けたアプローチがいよいよ花を咲かせそうな気配だ。コンピレーションやカバーアルバムなどでファン層を広げたが、4月からジャズをキーワードに展開する青春コミック『坂道のアポロン』のアニメ放送がスタート。『のだめカンタービレ』、『BECK』に続き、いよいよジャズでも「音楽×アニメ」の相乗効果が期待される。 ユーザーの反応をここ数年確かな手応えとして実感し、今年さらにジャズが大きなうねりになると予想しているのがタワーレコードだ。同社では2010年から“女子ジャズ”キャンペーンを企画。EMIミュージック・ジャパンの人気コンピレーション“コーヒー・ブレイク”で好調なセールスを記録すると同時に、廉価のジャズ名盤、またはマイルス・デイヴィスのベスト盤などで40%前後の売上アップがあり、ホワイト層が企画盤から旧譜に手を伸ばしていることが数字からも読み取れたという。

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