『ウルトラマン』も『仮面ライダー』も『ドラえもん』も、親子二代、三代で楽しむことができる、親しみのあるキャラクターだ。時代を超越した、エバーグリーンな日本を代表するキャラクターたちだ。30年、40年、50年愛され続け、時代は変わっても受け継がれていく強さ、まさに老舗の底力だ。でも老舗になればなるほど、たゆまぬ努力こそが進化につながる唯一の手段なんだと思う。さらに老舗になればなるほど、プライド、自信という“圧倒的な存在”が、何をするにも当たり前のようについてくる。この“圧倒的存在”が時には盾になり、また時には矛にもなる。だからこそ、ぶれない強い心と共に、柔軟な頭を持ち続けるために、努力を続けるしかないのではないだろうか? 今年デビュー40周年を迎える郷ひろみは、まさにそんな存在だと思う。コンサートに行けば母娘で来ているファンが多いし、声、歌を聴けばその声量や、歌の力強さに、またスリムな体にタイトなジャケットを着こなしているスタイルを見れば、徹底的に体を鍛え、ボイストレーニングも欠かしてないのはわかるし、それらのこと全てが、お客さんを喜ばせることにつながっている。お客さんを喜ばせることに命をかけているのが伝わってくる。そんなスターの凄みというか、40年支持され続けている理由は、やはりコンサートに行くとよくわかる。

この記事の画像

  • 郷ひろみ
  • 40周年を記念した豪華4枚組BOX『LINK』
  • シングル「デンジャラー☆」【初回生産限定盤】(4月25日発売)
タグ

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索