人気アイドルグループ・AKB48が結成7年目で初の東京ドームコンサートを行うことが23日、発表された。さいたまスーパーアリーナ3Days公演初日の冒頭、スクリーンに「東京ドームコンサート開催決定！」の文字が映し出されると、総立ちの2万5000人のファンから地鳴りのような大歓声が沸き、色とりどりのペンライトが揺れた。開催時期は未定。

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　サプライズは3日間公演初日の冒頭から用意されていた。巨大スクリーンに「1830M」の文字が映しだされると、数字のカウントダウンとともに高橋みなみ（20）が結成当初からを回想するビデオが流れ、数字が「1」となった瞬間、東京・秋葉原のAKB48劇場から歩き始めた高橋の目前には東京ドームが広がった。AKB48劇場と夢の場所、東京ドームを結ぶ距離「1830メートル」。それがついにゼロになる。

　AKB48は公式ブログのタイトルに『〜TOKYO DOMEまでの軌跡〜』と銘打っているように、2005年12月に東京・秋葉原のAKB48劇場で初公演以来、東京ドームでコンサートを行うことを目標としてきた。ファンはそれを知るだけに、万感の思いで歓声と拍手を送っていた。

　いきなりのサプライズに続き、オープニングでは前田敦子、大島優子、高橋みなみ、柏木由紀、渡辺麻友、小嶋陽菜の6人が、ステージの頭上からバンドセットとともにゴンドラで登場。ファンの度肝を抜き、最新シングル「GIVE ME FIVE！」をバンド生演奏すると、チーム曲、ユニット曲、シングル曲など全43曲を熱演した。24、25日も同所でコンサートを行う。

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