昨年4月にメジャーデビューした3人組ロックバンド・back numberの新曲「日曜日」（5月30日発売）が、北海道放送の創立60周年を記念した連続ドラマ『スープカレー』（4月16日スタート、TBS系　毎週月・深2：04〜）の主題歌に決定したことが12日、わかった。

　同ドラマは、北海道出身俳優・森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真からなる演劇ユニット「TEAM NACS」が、結成16年目にして初めて5人全員で連ドラに主演する話題作。全国ネットではないローカル局としては異例の10話（1話30分）連続ドラマで、総監修は『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督、脚本の監修はドラマ『アンフェア』シリーズの原作者・秦建日子氏が務めることでも注目を集める。

　5作目のシングルで初の主題歌を担当することになったback numberは、清水依与吏（Vo）、小島和也（B）、栗原寿（Dr）の3人組バンド。昨年4月にメジャーデビュー以来、切ない歌詞とメロディーで人気を集め、1stアルバム『スーパースター』（昨年10月発売）は、オリコン週間アルバムランキング4位に初登場。同作は、今年1月に日本ゴールドディスク大賞の「ベスト5ニュー・アーティスト」に選ばれたほか、第4回CDショップ大賞2012でも入賞するなど、人気急上昇中だ。

　新曲「日曜日」を書き下ろしたボーカルの清水は「『現状を肯定しながら前に進む』というのがドラマのテーマと伝えられ、それを突き詰めていくと、どうしても突き当たるのが、『幸福な人生とはなんだろう』ということでした。この歌は、自分なりのそれに対する答えです」とコメント。あたりまえが幸せだと感じた瞬間を切り取ったラブソングで本格ブレイクを狙う。

　ドラマ『スープカレー』は、HBC（4月13日スタート、毎週金・深0：20〜）とTBS系（同16日スタート、毎週月・深2：04〜）で放送。出演はTEAM NACSのほか、入山法子、つみきみほ、中島ひろ子、峯岸みなみ（AKB48）、渡辺満里奈ら。