昨年の『第53回日本レコード大賞』で最優秀新人賞を受賞した7人組アイドルグループ・Fairiesが11日、ラゾーナ川崎でバレンタインイベントを行った。念願の新人賞獲得に、井上理香子（15）は「びっくりしました。たくさんのアイドルグループがいるので、これから頑張りたい」と意気込み。大賞を受賞したAKB48にも対抗心を燃やし、林田真尋（13）は「大人っぽい表情や世界観は負けない」、井上も「7人共同で生活しているので、チームワークは勝てると思います」と力強く語った。

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　昨年9月のデビューからの活動を振り返った井上は「同年代の人や小さな子どもまで来てくれて手紙をもらえるのは嬉しい」と語り、藤田みりあも「毎日充実していていろんな経験をさせてもらってる。『みりあー！』って名前を呼ばれるとキュンキュンします」とニッコリ。「パフォーマンスを磨く」（野元空）、「楽器をマスターする」（林田）、「冠番組を持つ」（藤田）とそれぞれが今年の目標を掲げた。

　会場にはおよそ4000人のファンが来場。昨年発売した「More Kiss」「HERO」など全4曲を披露し、井上は「Fairiesのメンバーと過ごす初めてのバレンタインデーです」とあいさつ。3枚目となるニューシングルが4月4日に発売されることが発表されると、会場からは「おめでとうー！」と祝福の声が上がった。

　イベント中には書道七段の腕前を持つ野元が『今年はツアー!!』と書き入れた特大チョコレートが登場。野元は「メンバーのうち3人が九州出身だし、握手会でも遠くから来てくれている方がたくさんいる。なので、今年は私たちが全国へ行きたい。47都道府県すべてに行くのが目標です！」とチョコを掲げ、ファンの歓声を浴びていた。