ORICON NEWS

桑田佳祐、ジョン命日にビートルズ7曲熱唱

 サザンオールスターズの桑田佳祐が8日、東京・日本武道館で行われたチャリティーコンサート『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011』に初出演した。黒のタイトスーツ姿で登場した桑田は、「シー・ラブズ・ユー」など自身が選曲したビートルズナンバー全7曲を熱唱し、集まった観客1万2000人を魅了した。

『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011』でビートルズナンバーを熱唱する桑田佳祐

『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011』でビートルズナンバーを熱唱する桑田佳祐

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 1993年にスタートしたエイズ啓発運動AAA(Act Against AIDS)の一環として毎年12月1日の「世界エイズデー」にコンサートを開催している桑田。同時期に複数のチャリティーイベントに参加することで中途半端な活動にならないようにと過去『スーパー・ライヴ』への出演を辞退してきたが、今年は東日本大震災の復興支援活動をきっかけにスペシャルゲストとして初参加を決めた。

 故ジョン・レノンさんの命日である12月8日に、2001年より毎年開催している同イベント。11回目を迎えた今年は、奥田民生吉井和哉斉藤和義LOVE PSYCHEDELICOら常連組のほか、詞の朗読で初参加する女優の、声のみ出演する俳優の菅原文太らが出演。

 オープニングでは、ジョンが最新映像技術でバーチャル出演し、奥田、吉井、斉藤と「ギミ・サム・トゥルース」をコラボ。また、奥田は、先月29日に没後10年を迎えた元ビートルズのメンバー、ジョージ・ハリスンさんへの追悼の意を込めて、同イベントでは初演奏となるジョージの楽曲「サボイ・トラッフル」を歌い上げ、会場を沸かせた。

 売上金で発展途上国の子どもたちに学校を寄付してきた同コンサートは今年、フィリピンに2校、カンボジア、ネパール、タイ、ベトナム、エクアドル、グアテマラ、ガーナ、セネガルに1校ずつ、計9ヶ国10校を支援することを発表。11年間の支援校は28ヶ国117校となった。また、会場で販売されたチャリティーグッズの売上は、震災で両親を失った子どもたちを支援するための義援金として寄付する。

関連写真

  • 『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011』でビートルズナンバーを熱唱する桑田佳祐
  • 『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2011』でビートルズナンバーを熱唱する桑田佳祐

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索