ORICON NEWS

吉永小百合、復興支援盤発売 5年ぶりCD手渡し会も

 女優の吉永小百合が東日本大震災の被災者支援のために企画したアルバム『吉永小百合よみがえる歌声 この道は長いけど歩きながらゆこう』を23日に発売する。被災者の心の活力になれたらと、吉永が自身の持ち歌から「元気・勇気・夢を持てる楽曲」を選曲。タイトルは、収録曲「勇気あるもの」(1966年10月発売)の冒頭の歌詞から名付けた。

被災地復興支援アルバム『吉永小百合よみがえる歌声 この道は長いけど歩きながらゆこう』(23日発売)のジャケット

被災地復興支援アルバム『吉永小百合よみがえる歌声 この道は長いけど歩きながらゆこう』(23日発売)のジャケット

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 アルバムには、吉永本人が最も気に入っているというデビュー曲「寒い朝」(62年4月発売)、橋幸夫との昭和を代表するデュエット曲「いつでも夢を」(62年9月発売)といった代表曲のほか、故・坂本九さんと共演した日活映画『ひとりぼっちの二人だが』(62年11月公開)の劇中で歌った「ユキと九太の人形劇」をレコード、CDを通じて初収録する。

 アルバム冒頭では、被災地に向けたのメッセージ「吉永小百合からの手紙」を朗読。「この道は長いけど 歩きながらゆこう」「石ころだらけでも 歌いながらゆこう」と語りかける。BGMには吉永自身がピアノ演奏したハイドンの「セレナーデ」(65年2月発売アルバム収録曲)が流れる。

 付属のブックレットには、67〜73年の間に76冊発行されていたファンクラブ会誌『さゆり』から“お宝”写真を多数掲載。サユリスト必携の一作となりそうだ。

 発売日の23日には、吉永本人による5年ぶりのCD手渡し会をビクターエンタテインメント本社(東京・渋谷区)で開催。本作で発生する吉永の印税の全額および売上の一部を、東日本大震災の支援金として寄付する。

関連写真

  • 被災地復興支援アルバム『吉永小百合よみがえる歌声 この道は長いけど歩きながらゆこう』(23日発売)のジャケット
  • ブックレットにはファンクラブ会誌『さゆり』からの貴重な写真を多数掲載
  • ファンクラブ会誌『さゆり』より
  • ファンクラブ会誌「さゆり」より
  • ファンクラブ会誌『さゆり』より
  • ファンクラブ会誌『さゆり』より
  • ファンクラブ会誌『さゆり』より
  • ファンクラブ会誌『さゆり』より
  • ファンクラブ会誌『さゆり』より
  • ファンクラブ会誌『さゆり』より

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索