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倉木麻衣、復興ライブで28曲熱唱 オーケストラと初共演も

 歌手の倉木麻衣が22日、東京・日本武道館で復興支援ライブ『東日本大震災復興支援チャリティーライブ Mai Kuraki Premium Live One for all, All for one』を開催した。倉木は「今日は被災地、全国、世界で配信されています。皆さんの温かな心を1つにして歌を届けていこうと思います!」と笑顔で話し、復興支援曲「あなたがいるから」をはじめ、歴代のヒット曲を中心に全28曲を熱唱した。

復興支援ライブで28曲を熱唱した倉木麻衣

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 「人と人との絆」や「音楽の力」をテーマに構成されたライブでは、バンド形式での演奏に加え、東京フィルハーモニー交響楽団と共演した。オーケストラとのコラボは初めてと話した倉木は、復興支援曲のほか、「Time after time 〜花舞う街で〜」、「Reach for the sky」など7曲をオーケストラバージョンで披露。また、日中友好40周年記念映画『明日に架ける愛』に主演する中国人俳優アレックス・ルーをゲストに迎え、同映画の主題歌「Brave your heart」をデュエット。盛大な拍手が送られた。

 アンコールでは、「みんなペンライトを振ってくれて、ひとりひとりの気持ちが届いています。心の中の“希望の光”を灯してみんなで歌いましょう」と「chance for you」を会場全体で大合唱。最後は、オーケストラをはじめ、本日出演したゲストら総勢88人が再度ステージに上がり「always」を熱唱。3時間半に及ぶ公演に幕を下ろした。倉木は「この温かい気持ちを受けて、自分のできることをしていきたいと思います」と誓い、「みなさんも自分にできることでいいので、このライブをきっかけに意識をもって頂けたら嬉しいです」と呼びかけた。

 またライブの途中、今年8月に被災地の宮城・石巻を慰問した際のボランティア映像や、親交が深いユンソナ、赤坂泰彦、荒川静香からの応援メッセージが流された。映像の最後には倉木の「いつまでも笑顔、絶やさずに 優しさが永遠に続きますように」というのメッセージが映し出され、会場は温かい拍手に包まれた。

 なお、同公演は、「被災地の方にも楽しんで欲しい」、「音楽には元気や勇気、そして癒しを与えてくれるパワーがあると信じているので、そのパワーを感じて欲しい」という倉木本人の想いから、YouTubeをはじめとする5つの動画配信サイトで生中継され、累計20万人が視聴。同公演の収益の一部は、被災地の行政機関を通して寄付される。

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