ロックバンド・神聖かまってちゃんが2日、東京・六本木のニコファーレで全国ツアーをスタートした。壁面LEDモニターを使用した映像をバックに「ロックンロールは鳴り止まないっ」「学校に行きたくない」など21曲を熱唱。ライブの模様は『ニコニコ動画』で生中継され、番組来場者数は7万人超、総コメント数は13万6000件にのぼった。

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　「レッツゴー武道館っ」「大島宇宙人」「自分らしく」といった人気曲が次々と演奏されるなか、ボーカル・の子はMCで「コメント少ねえじゃねえか！」「ふだんの配信のほうが多いじゃねえか！」と観客や視聴者をあおりまくり、ファンが歓声やコメントで呼応。彼ららしい自由すぎるライブを展開した。

　「天使じゃ地上じゃちっそく死」では、「死にたいなー」や「いやだー」といったコメントがLEDモニターを埋め尽くし、「夕方のピアノ」「コンクリートの向こう側」「ねこラジ」といった楽曲で盛り上がりはさらに加速。上昇する会場のテンションに応えるように、の子の歌声もさらに熱さを増していった。

　中継終了予定時刻を回ったところで、の子が「延長、延長！　延長してください！」。あまりに突然の延長申請だったが、運営サイドはライブ終了まで中継を続けることを約束。ここからライブは怒濤の延長戦へと突入した。

　異様な盛り上がりのなか、アンコールの声に応えてステージに再登場した彼らは、「23才の夏休み」「ロックンロールは鳴り止まないっ」「学校に行きたくない」「ぺんてる」を熱唱。ラストは、の子が少し涙ぐみながら「26才の夏休み」を静かに歌い上げ、熱狂に包まれたライブは幕を下ろした。