日刊スポーツ
2005年11月04日 11時00分
ファンの前で手を振るWaTの、左から小池徹平、ウエンツ瑛士(撮影・長谷川元明)
デビューイベントにWaT驚く2万人!
タレント、俳優として活動中のウエンツ瑛士(20)、小池徹平(19)のデュオWaT(ワット)が3日、東京・池袋サンシャインでメジャーデビュー曲「僕のキモチ」の発売イベントを行った。茶の間でなじみの二人だが、歌手として成功を目指しあえて路上ライブで修業も経験。念願の歌手デビューを迎えた時には、約2万人が殺到するまで成長していた。予定の6倍以上の動員に、急きょ会場を変更した関係でデビュー曲が歌えないハプニングまで起こった。
若手歌手の登竜門と呼ばれる噴水前広場にファンが入りきれない。協議の結果、移動した会場に音響設備がなかった。デビュー記念イベントなのにマイクを通じて歌えない。複雑な心境のままWaTはファンの前に立った。頭を下げ、「僕のキモチ」を1コーラスだけアカペラで歌った。謝罪と感謝の気持ちは通じた。池袋に大合唱が響いた。
ウエンツは「ご迷惑をお掛けしましたが、こんなに人が集まってくれて心から感謝します」。徹平は「3年前からコツコツとやってきた。路上の時と同じファンが今日も一番前にいて…」と目を潤ませた。
「路上」とは02年4月の結成当時から東京・代々木公園周辺で続けた「路上ライブ」のことだ。「自分たちで客が集まるまでやってみろ」と関係者から言われ奮起した。作詞・作曲も手掛け、夏過ぎには口コミで固定ファンを獲得。03年末に1000人を集めたが、大混乱となり、以来「路上」ライブを封印した。04年2月に自主制作した「卒業TIME」でインディーズデビュー。実はこの当時も同所でイベントを行い会場最高の5000人を集めたが、記録はこの日あっさり更新された。
ウエンツはバラエティー番組ではすっかりおなじみだ。「アメリカ風の顔なのに英語がしゃべれない」など「いじられキャラ」が定着し、「ケツを出しても売れたい」とプロ根性を発揮する。一方の徹平はドラマ「ごくせん」で人気を集めたが、二人の奥底には常に歌があった。
インディーズ時代の人気から、11社による争奪戦の末にメジャーの舞台をつかんだ。それでもウエンツは「いつかストリートに戻りたい。ライブもできるだけファンと近い会場で」と3年前を思い返した。来年3月に初アルバムを発表、全国3カ所9公演の全国ツアーも行う。今度こそ遠慮なく歌える。
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