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三浦春馬、小西真奈美との“禁断のキスシーン”は「監督のマジック」

 俳優の三浦春馬、女優の榮倉奈々小西真奈美井川遥が18日、東京・新宿バルト9で映画『東京公園』(青山真治監督)の上映後に舞台あいさつを行った。三浦は、劇中の小西演じる義理の姉とのキスシーンについて「監督のカットがいつまでたってもかからなかったんですよね」と振り返り、「初めてスクリーンで観た時、長いな、こんなに長くて大丈夫かな。自分のキスシーンを大画面で見るのは冷や汗ものです。でも、2回目に観た時は、いい間(ま)だな。青山監督のマジックだと思った」と満足げ。その隣の小西は顔を赤らめ、必死に手で扇いで照れを冷まそうとしていた。

映画『東京公園』舞台あいさつに出席した三浦春馬(写真左)と小西真奈美 (C)ORICON DD inc. 

映画『東京公園』舞台あいさつに出席した三浦春馬(写真左)と小西真奈美 (C)ORICON DD inc. 

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 同作で展開されるのは、東京の美しい秋の公園を舞台に描かれる爽やかなラブストーリー。ある日、カメラマン志望の大学生・光司(三浦)のもとに、1人の男から「ある女性(井川)を尾行し、写真を撮ってほしい」という依頼が舞い込む。受け身がちに生きていた光司はそのことをきっかけに、親友の元恋人で幼なじみの富永(榮倉)や、親の再婚で義理の姉となった美咲(小西)、そして自分自身とまっすぐに向き合っていくことになる。

 青山監督は「完成まであと3日という時に3.11の大震災が起こりました。もう2度と映画を作れなくなってしまうのではないか、この映画も公開されないんじゃないかと心配したんですが、無事、公開にこぎつけ、多くの方が観に来てくださって、また映画を作っていく勇気をもらいました。ありがとうございました」と感慨深げに話した。

 作品への思い入れはキャストも同じのようで、小西は「私は震災の1週間後に、(同作の)試写を観た直後、『お母さん、大好き』と電話してしまいました。家族や支えてくれる友達、スタッフ、自分の身の回りのことに目を向ける時間を与えてくれる作品だと思いました」。榮倉も「人と向き合うことって、自分と向き合うことなのかな。向き合うって難しいですね」と語った。

 劇中でベビーカーを押しながら公園を散歩する女性を演じた井川は、私生活でもまもなく2歳になる娘の母親。「先日、近所のスーパーへ行ったら、ベビーカーに乗っていた娘がお酒売り場のワインを指さして『ママ、ママ』と叫んだんです。娘は私のことを本当に真っ直ぐに見ているんですね」と笑いながら話した。そんな井川扮する謎の女性を、カメラのファインダー越しに追いかける役を演じた三浦は「井川さんは本当に後を追いかけたくなるような、ずっと撮っていたいという気持ちにさせるような演技をしてくださった」と絶賛したが、井川はこれを体よくあしらっていた。

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  • 映画『東京公園』舞台あいさつに出席した三浦春馬(写真左)と小西真奈美 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『東京公園』舞台あいさつに出席した三浦春馬 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『東京公園』舞台あいさつに出席した小西真奈美 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『東京公園』舞台あいさつに出席した榮倉奈々 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『東京公園』舞台あいさつに出席した井川遥 (C)ORICON DD inc. 
  • 映画『東京公園』舞台あいさつに出席した(写真左から)榮倉奈々、三浦春馬、小西真奈美、井川遥 (C)ORICON DD inc. 

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