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『鉄拳』シリーズ初の3D長編アニメに坂本真綾、宮野真守の“鉄板”コンビ

 人気対戦格闘ゲーム『鉄拳』シリーズ初のフルCG長編アニメーション『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』(毛利陽一監督)の、主要キャラクターと日本語版ボイスキャストが発表された。同作は、ゲームの世界観はそのままに、個性あふれるキャラクターたちが謎を追いながら友情を深め、恋に悩み、そして熱い闘いを繰り広げるサスペンスアクション映画として製作される。主人公リン・シャオユウ役には、声優のみならず舞台、音楽と多岐に活動する坂本真綾、映画のオリジナルキャラクター・神谷真(かみやしん)役に宮野真守と、人気実力ともトップクラスの二人を起用。今夏に北米でプレミア公開した後、日本で9月3日(土)より全国劇場で3D公開される。

映画『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』のリン・シャオユウとアリサ・ボスコノビッチ (C)2011 NAMCO BANDAI Games Inc. 

映画『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』のリン・シャオユウとアリサ・ボスコノビッチ (C)2011 NAMCO BANDAI Games Inc. 

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 発表されたそのほかのボイスキャストは次のとおり。アリサ・ボスコノビッチ役:松岡由貴、三島一八(みしまかずや)役:篠原まさのり、風間仁(かざまじん)役:千葉一伸、ニーナ・ウィリアムズ役:田中敦子、アンナ・ウィリアムズ役:渡渡辺明乃

 『鉄拳』シリーズは1994年にアーケード向けに発売された後、家庭用ゲーム機向けにも発売され、これまでに全世界でシリーズ累計4000万本以上のセールスを記録する対戦格闘アクションゲームシリーズ。国内では携帯電話向けゲームやパチスロ機にも登場するなど、さまざまな展開を行っている。

 シリーズ初のフルCG長編アニメーション作品は、『鉄拳』シリーズのオープニングムービーを手がけるデジタル・フロンティアが映像制作を担当。同社所属の毛利監督は、『鉄拳5』『鉄拳6 BLOODLINE REBELLION』のオープニングムービーを担当し、今回の映画でも特徴あるキャラクターたちの表情を細部までいきいきと表現、格闘シーンもダイナミックに演出している。脚本は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』(脚本)や『交響詩篇エウレカセブン』(シリーズ構成と脚本)の佐藤大、音楽は『伝説のオウガバトル』『FINAL FANTASY TACTICS』の崎元仁が手がける。

 アフレコを終えて毛利監督は「リンは坂本さんのおかげで明朗活発、天真爛漫な普通の女子高生でありながらも、強い意思と優しさを合わせ持った素敵な女性に、真は宮野さんならではの持ち味で、素朴で柔らかな印象の中に知的でどこか陰のある雰囲気を持った男性になった」とコメントしている。

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