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小池徹平が新入社員! NHKの異色コント番組『サラリーマンNEO』映画化

 俳優の小池徹平生瀬勝久のダブル主演で、NHKの異色コント番組『サラリーマンNEO』が映画化されることがわかった。同番組は、「サラリーマン」「会社」をテーマにしたコントをオムニバス形式で見せるバラエティー番組。ドラマ的ストーリーを加える劇場版では、番組立ち上げから続けて出演している生瀬と初参加の小池が、クセあり課長と新入社員として、かみ合わない上司・部下のやりとりを繰り広げる。小池は「皆さんに笑ってもらえるよう、少しでも元気になってもらえるよう。全力で取り組みたい。一つ一つ、一日一日を頑張ります」と意気込む。沢村一樹らレギュラー陣も出演する。

NHKの人気番組『サラリーマンNEO』が映画化! “新入社員”として小池徹平が参加する (C)2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会 

NHKの人気番組『サラリーマンNEO』が映画化! “新入社員”として小池徹平が参加する (C)2011「劇場版サラリーマンNEO」製作委員会 

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 同番組は2004年にNHKで単発の実験的番組として放送され、2006年からレギュラー化。沢村扮する“セクスィー部長”もこの番組からキャラ立ちした。2007年・2008年と2年連続で国際テレビ芸術科学協会が主催する国際エミー賞コメディー部門にノミネートされる快挙も成し遂げている。NHKらしからぬ(?)シュールな笑いが人気を集め、5月10日よりレギュラー放送第6弾「Season6」も始まる。

 番組プロデューサーは「不景気や就職氷河期など我々が働く環境は決して楽とは言えません。そんな全ての働く人たちへの応援歌になれば良いと思い『劇場版〜』を企画し、準備を進めてきました。その最中に今回の大災害が発生しました。日本が置かれた状況はより厳しくなり、大きな悲しみを抱える事になりました。ただ、我々はいつまでも立ち止まっている訳にはいきません。『日本が元気を取り戻すには、まずサラリーマン・OLが元気にならなければ!!』との思いで制作を進めております」と意図を語る。「ここまでじゃないけど、あるある」と思わずニヤけてしまうシチュエーションや、「ちょっと大げさだけど、いるいる」という個性的なキャラクターたちがテレビを飛び出し、劇場のスクリーンで大暴れする。

 業界5位のビール会社・NEOビールに入社した新城(小池)は、類まれに老け顔の同期・早川とともに、理不尽な課長・中西(生瀬)、5年も契約が取れない営業の川上(沢村)など、はちゃめちゃなメンバーが揃う営業一課に配属される。量販店まわり、酒卸業者相手の接待など、絵に描いたようなサラリーマン生活に、「これからこんな日が毎日続くのか…」と、暗くなる新城。早くも転職を考えるが、ノープランで参加したNEOビールの企画会議で、その場しのぎにある新商品の開発を提案すると、まさかの勢いで企画が通ってしまい、物語は急展開する。

 野望もないがつぶされる事もなく、粛々とサラリーマン道をまっとうする現代のサラリーマンたちの中に、新入社員が放り込まれた事から巻き起こる、ありえないサクセス・ストーリー。ドタバタ劇の中にサラリーマンたちの底力を描く。11月、全国公開予定。

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