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岡田将生×榮倉奈々が初共演、さだまさし原作『アントキノイノチ』映画化

 俳優の岡田将生榮倉奈々が映画『アントキノイノチ』(瀬々敬久監督、今秋公開)で初共演する。シンガー・ソングライターで小説家としても活躍するさだまさしの同名小説が原作。遺品整理業という仕事を通じて、社会問題になりつつある“無縁死”と向き合い、“命”の本当の意味を知る感動の青春ストーリー。岡田と榮倉はそれぞれに複雑な過去をもつ難しい役どころに挑戦する。3月1日にクランクインを控え、岡田は「演じる『永島杏平』という役は、心に問題を抱えていて、今まで演じたことのない役に挑戦させていただくので、今まで以上にしっかり演じていきたいと思っています」と意気込んだ。

岡田将生と榮倉奈々が“無縁死”テーマに初共演 

岡田将生と榮倉奈々が“無縁死”テーマに初共演 

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 高校時代のある事件がきっかけで、心を閉ざしてしまった永島杏平(岡田)は、遺品整理業者で働き始める。そこで久保田ゆき(榮倉)という女性と出会い、お互いに魅かれあう。仕事仲間にも助けられ、徐々に心を開き始める杏平。そんなある日、杏平はゆきの衝撃的な過去を知る。

 榮倉は「生きるということ、社会と関わるということ。日々、自問自答しながら前進したいと望む姿は同世代として、とても興味深いです」と作品に心を寄せる。

 先の『第61回ベルリン国際映画祭』で『ヘヴンズストーリー』が国際批評家連盟賞とNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)をダブル受賞した瀬々監督は、「無縁社会と言われ、人と人とのつながりが希薄になっている現代に、日本人はどう生きていくのか、そしてどうやって新しい希望を見つけていけばいいのかということを描きたいと思っているので、『ヘヴンズストーリー』との連続性を感じています。自分たちの足元を見つめながら映画を作っていきたいと思っているので、今回の受賞は嬉しいという気持ちとともに、『アントキノイノチ』を撮影する力にもなっています」と新作に挑む。撮影は、山口県や静岡県、関東近郊でのロケを経て、4月まで行う予定。

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