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井上真央が虫を食べた“奇跡”・・・ 竹野内豊の「キラキラした瞳にやられた」

 俳優の竹野内豊が主演する映画『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』(平山秀幸監督、チェリン・グラック監督)が11日、公開初日を迎え、雪模様の東京・TOHOシネマズ有楽座ではキャスト、監督らによる舞台あいさつが行われた。竹野内は、昨年5〜7月のタイでの撮影を振り返り、共演の井上真央が現地の屋台で「虫を食べたことが僕にとっての奇跡」と話すと、井上は「食べさせられたんです。おいしいよと勧める竹野内さんのキラキラした瞳にやられた」と釈明。食した虫(コオロギ)の味は「油の味がして、香ばしかった」とまんざらでもなかった様子。ちなみに井上自身は、今年とある新年会のじゃんけん大会で優勝し、賞金を手に入れる“奇跡”が起きたと話した。

 同作は、元米海兵隊員のドン・ジョーンズが著した『タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日』(1992年刊行)が原作。1944年、太平洋戦争末期のサイパン島で、日本人・大場栄大尉と最後は47人になった仲間の兵士たちが16ヶ月もの間、米軍に立ち向かい、多くの民間人を守りぬいた史実を日米双方の視点で描く。

 竹野内は1月に行われた完成披露試写会で、実際にサイパン島で戦った日本兵の1人、新倉幸雄さんと対面できたことも“奇跡”の1つに挙げ、「激戦を生き抜いた人の思いを2時間ちょっとの映画に映し出すことは到底できないが、1人でも多くの人の心に戦争のことを考え、伝えるきっかけになれば」と胸に押し寄せる思いを語り、「尊ぶ心を忘れないでほしい」と訴えた。

 舞台あいさつには、共演の山田孝之中嶋朋子岡田義徳阿部サダヲ唐沢寿明、平山・チェリン両監督が登壇したほかに、竹野内らとともに2ヶ月にわたるタイロケに臨んだ大場隊兵士役の30人、現場では「平山30(さんまる)隊」のメンバーも駆けつけ、初日を迎えた喜びを分かち合った。

映画「太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−」初日舞台あいさつに登壇した竹野内豊(C)ORICON DD inc. 

映画「太平洋の奇跡−フォックスと呼ばれた男−」初日舞台あいさつに登壇した竹野内豊(C)ORICON DD inc. 

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