ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

上野樹里の「らしさ出す」演技がポイント “上野江”本格始動で信長と対決

 9日にスタートした女優・上野樹里主演の大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』(NHK総合 毎週日 後8:00〜)。初回平均視聴率21.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)の好スタートを切ったが、屋敷陽太郎チーフプロデューサーは「非常に嬉しいですけど、一喜一憂したくない。1年間、真摯に作り続けたい」と冷静に受け止める。その一方で、主人公・江を幼少時から演じる上野の演技には「やはり、なりきるのがうまい。(幼少)らしさを出す」と脱帽。2話以降では、江と豊川悦司演じる“父の仇”織田信長との対決が見どころだ。

1月16日放送のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』第2話の1シーン (C)NHK 

1月16日放送のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』第2話の1シーン (C)NHK 

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 12年ぶりのドラマ復帰作として話題を集めた鈴木保奈美演じる信長の妹・お市と、時任三郎演じる浅井長政との出会い、浅井家の落城、そして江誕生が描かれた第1話。天才子役と称される芦田愛菜が演じた「子役の茶々の演技で泣いた」や「長政との別れのシーンで泣いた」「最後のシーンの赤ちゃん(江)の笑顔に希望を感じた」など、感想を含めた視聴者の声がNHKに殺到している。

 番組開始前から「物語のベースはラブストーリー」と断言していた屋敷氏は「お市と長政のラブストーリーにも、ものすごく反響をいただいた」としてやったり。「歴史を動かした大きな要因の1つを、僕は“愛”だと思ってるんです」といい、「今後もいろいろな愛の形を描ければ」とこれまでの大河ドラマとは一線を画す、重厚なラブストーリーが展開される。

 第2話『父の仇』から「本能寺の変」や明智光秀の最期が描かれる6話までの序盤は、江と信長の“対決”や交流が見せ場となる。屋敷氏も「上野さんの幅の広い演技と、それを受けて立つ豊川さんの芝居と貫禄は魅力的」と鼻息は荒く、「ちゃんと感動でき、演者さんたちのお芝居もハイレベルで、見応えあるものができてると自負してます」と胸を張った。

 幼少時の江を表現している上野には「『歴史上何歳』というのを、彼女自身突き詰めて考えてはいないと思うけど、後半(大人時)の芝居も成り立つようなラインを保って、幼少の演技をしているのがすごい」と絶賛。女優として当たり前のこととはいえ、しっかり1年を見越した上野の演技力に期待を膨らませていた。

◆関連ニュース一覧 NHKドラマ大河ドラマ

関連写真

  • 1月16日放送のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』第2話の1シーン (C)NHK 
  • 1月16日放送のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』第2話の1シーン (C)NHK 
  • 1月16日放送のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』第2話の1シーン (C)NHK 
  • 1月16日放送のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』第2話の1シーン (C)NHK 

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索