女優の堀北真希が5日、東京・羽田空港で行われた主演映画『白夜行』のヒット祈願に、共演者の高良健吾らと共に出席した。この日が仕事始めという堀北は「今年もやったことのないことや、新たな目標を掲げて挑戦していきたい」と満面の笑み。同作では自身初の悪女役に挑んでいるが、深川栄洋監督から「どこまでが本音かわからないところがあって、悪女の品格を持っているかな」と紹介されると、これには「笑っているけれど、怖い人と思われるのが不安…」と苦笑いだった。
質屋の店主が密室となった廃墟ビルで殺害され、容疑者の死亡によって解決した事件の真相に迫る刑事の視点から、容疑者の娘・雪穂と被害者の息子・亮司の関係が明るみになっていく同作。
美貌をたてに自分の手を汚さず周囲の人間を不幸に陥れる主人公・雪穂役を演じた感想を、堀北は「悪女といっても悪いことをやっているシーンはほとんどなくて、人をコントロールして野望や欲望を叶える女性。なので、悪女とわかってもらわないといけないし、お客さんをどこまで騙すかというサジ加減が難しかった」と語った。また、いまだに雪穂に対して理解を示すのは難しいようで、客観的な立場で役作りに励んだため「胸がギュッと締めつけられる思いもある」と自ら演じた難役を振り返った。
雪穂と運命をともにする幼なじみの少年・桐原亮司役の高良も「(役で)人を騙す時、お客さんも騙せたらなと思った。それを隠そうとしながらやるのが難しかった」と、“騙す演技”に苦戦したという堀北に共感していた。
人気ミステリー作家・東野圭吾の代表作を映画化した『白夜行』は29日(土)より公開。
◆映画ニュース 最新情報|インタビュー
質屋の店主が密室となった廃墟ビルで殺害され、容疑者の死亡によって解決した事件の真相に迫る刑事の視点から、容疑者の娘・雪穂と被害者の息子・亮司の関係が明るみになっていく同作。
美貌をたてに自分の手を汚さず周囲の人間を不幸に陥れる主人公・雪穂役を演じた感想を、堀北は「悪女といっても悪いことをやっているシーンはほとんどなくて、人をコントロールして野望や欲望を叶える女性。なので、悪女とわかってもらわないといけないし、お客さんをどこまで騙すかというサジ加減が難しかった」と語った。また、いまだに雪穂に対して理解を示すのは難しいようで、客観的な立場で役作りに励んだため「胸がギュッと締めつけられる思いもある」と自ら演じた難役を振り返った。
雪穂と運命をともにする幼なじみの少年・桐原亮司役の高良も「(役で)人を騙す時、お客さんも騙せたらなと思った。それを隠そうとしながらやるのが難しかった」と、“騙す演技”に苦戦したという堀北に共感していた。
人気ミステリー作家・東野圭吾の代表作を映画化した『白夜行』は29日(土)より公開。
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2011/01/05