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竹野内豊がコメディ映画に“初”主演、新婚妻役は水川あさみ

 俳優の竹野内豊が、劇作家の新鋭・前田司郎の小説『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』(本田隆一監督、来年5月公開予定)に主演したことが12日、わかった。“新婚なのに倦怠期”な夫婦が、ひょんなことから“地獄旅行”へと出かけ、さまざまな出会いや経験を通して愛を取り戻していく物語。竹野内が夫・大木信義役、新婚妻・大木咲役を女優の水川あさみが演じる。

コメディ映画で新境地 竹野内豊と水川あさみ (C)映画 「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」製作委員会  

コメディ映画で新境地 竹野内豊と水川あさみ (C)映画 「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」製作委員会  

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 『冷静と情熱のあいだ』(2001年)以降、『あの空を覚えている』(2008年)、『さまよう刃』(2009年)、『太平洋の奇跡 〜フォックスと呼ばれた男〜』(2011年2月11日公開)など硬派な作品への出演が多い竹野内だが、同作でコメディ映画に初挑戦。竹野内は「狙い過ぎず、極力ニュートラルな気持ちで臨みました」。水川も「今までの竹野内さんの“クールでかっこいい”というイメージとは真逆の“ノブ”という役をどう演じるのかなと、とても楽しみでした。どちらかというと、普段の竹野内さんは、実は“ノブ”に近いんじゃないでしょうか(笑)」と振り返った。

 脇を固めるのは、樹木希林片桐はいり荒川良々、橋本愛、でんでん山里亮太南海キャンディーズ)、柄本明など。竹野内は「樹木さんのお芝居には、本気で笑ってしまいました。自分には、樹木さんのマネなど到底できないですが、色々な表現方法を学ばせていただきました」と得たものは大きかったようだ。

 同作は、野間文芸新人賞、三島由紀夫賞、ギャラクシー賞、そして演劇界の芥川賞とも言われる岸田國士戯曲賞を受賞し、三谷幸喜や宮藤官九郎に続く“新しい才能”として注目される前田作品の初の映画化でもある。

 竹野内は「今回の台本のほとんどが、水川さんとの日常のとりとめのない会話が多く、自分が演じた信義がボケで、水川さん演じた咲がツッコミのような関係の夫婦だったので、テンポのいい、思わず笑ってしまうような、見ていて、なんか幸せを感じる夫婦になっていれば」とアピールした。

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