俳優・伊勢谷友介が8年ぶりにメガホンをとった第2回監督作品『セイジ−陸の魚−』(来年公開予定)に、俳優の西島秀俊、森山未來に加え、最近は米国を拠点に活動中の女優・裕木奈江が出演していることが9日、わかった。
同作は太宰治賞作家・辻内智貴の小説を映画化。自転車旅行中の「僕」(森山)は、立ち寄ったドライブイン「HOUSE475」で店を手伝いながら、常連客やオーナーの翔子(裕木)らと交流。雇われ店長のセイジ(西島)に不思議と惹かれる。ある日、小さな町で凄惨な事件が起きる。
西島と森山はドラマ、映画を通じて今回が初共演となった。互いの印象を西島は「(森山の)役に向かう姿勢、身体能力の高さ、そして何より現場での閃きに何度も驚かされました」。森山は「西島さんは、柔和温順な表面の内にある映画への愛情の深さ、揺るぎなさがとても印象的でした」と話した。
伊勢谷監督にとって今作は共同脚本の一人として、5年がかりで練り上げた思い入れの強い作品。「セイジ役については、かねてより大変悩んだキャスティングでした」と振り返る。「西島さんは、独自の視点で役を自分に取り入れ、芝居の空気感においても独特の存在感があって役者としての意思を感じます。僕やスタッフ全員をうなずかせるほど、キャラクターに真実味を与えてくれました」と十分な手応えを感じている。
森山に対しても「名前があがった時、そのイメージにおいてもピッタリだと感じ、現実を真剣に見つめている彼の姿勢は、とても大事な要素になっていて、役に対するアイデアもいただき、“僕”を体現してくれました」と満足げ。
役者にとっては「過酷でしたが充実した撮影が出来ました」と西島。「伊勢谷監督には、作品にまっすぐに向かう力を感じました。その率直さがそのまま映画に映し出されていることを期待しています」と話していた。
ほかに、「HOUSE475」の常連客として、新井浩文、滝藤賢一、渋川清彦が出演。20年後の「僕」は二階堂智、セイジになついている5歳の少女・りつ子の祖父・ゲン爺を津川雅彦が演じる。
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同作は太宰治賞作家・辻内智貴の小説を映画化。自転車旅行中の「僕」(森山)は、立ち寄ったドライブイン「HOUSE475」で店を手伝いながら、常連客やオーナーの翔子(裕木)らと交流。雇われ店長のセイジ(西島)に不思議と惹かれる。ある日、小さな町で凄惨な事件が起きる。
西島と森山はドラマ、映画を通じて今回が初共演となった。互いの印象を西島は「(森山の)役に向かう姿勢、身体能力の高さ、そして何より現場での閃きに何度も驚かされました」。森山は「西島さんは、柔和温順な表面の内にある映画への愛情の深さ、揺るぎなさがとても印象的でした」と話した。
伊勢谷監督にとって今作は共同脚本の一人として、5年がかりで練り上げた思い入れの強い作品。「セイジ役については、かねてより大変悩んだキャスティングでした」と振り返る。「西島さんは、独自の視点で役を自分に取り入れ、芝居の空気感においても独特の存在感があって役者としての意思を感じます。僕やスタッフ全員をうなずかせるほど、キャラクターに真実味を与えてくれました」と十分な手応えを感じている。
森山に対しても「名前があがった時、そのイメージにおいてもピッタリだと感じ、現実を真剣に見つめている彼の姿勢は、とても大事な要素になっていて、役に対するアイデアもいただき、“僕”を体現してくれました」と満足げ。
役者にとっては「過酷でしたが充実した撮影が出来ました」と西島。「伊勢谷監督には、作品にまっすぐに向かう力を感じました。その率直さがそのまま映画に映し出されていることを期待しています」と話していた。
ほかに、「HOUSE475」の常連客として、新井浩文、滝藤賢一、渋川清彦が出演。20年後の「僕」は二階堂智、セイジになついている5歳の少女・りつ子の祖父・ゲン爺を津川雅彦が演じる。
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2010/12/10