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『ヤマト』の山崎貴監督、次回作は香取慎吾と本格3DCGアニメでハリウッド超え目指す

 公開中の映画『SPACE BATTLE SHIPヤマト』で日本製SF映画を作り上げた山崎貴監督の次回作が、3DCGアニメ作品『friends(フレンズ) もののけ島のナキ』(来年12月3D・2D同時公開)であることが6日、わかった。主人公の赤おに・ナキ役の声でSMAP香取慎吾の出演も決定。山崎監督の映画監督デビュー作『ジュブナイル』以来、11年ぶりにタッグを組むことになった香取は、「魅力的なもののけたちの中で、自分がどんな赤おにを演じているのか、今から興奮しています」と期待をふくらませている。

来年のことを言うと鬼が笑うというけれど、これは来年公開予定のおにが主人公の映画です (C)2011「friends」製作委員会 

来年のことを言うと鬼が笑うというけれど、これは来年公開予定のおにが主人公の映画です (C)2011「friends」製作委員会 

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 ディズニー/ピクサー製作の『トイ・ストーリー』シリーズや『モンスターズインク』など、米ハリウッドで製作される長編アニメの多くが3DCG作品。国際的にも主流になっている。日本でも3DCGのアニメ作品は増えつつあるが、やはり主流は2Dアニメ。そこで、山崎監督は「ジャパニーズオリジナルのCGアニメができないか?」と、『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005年)や『BALLAD名もなき恋のうた』(2009年)など、VFXを活用した実写映画の監督経験を活かし、本格3DCGアニメで世界に勝負を挑むことに至った。

 脚本は、泣ける童話の傑作『泣いた赤おに』(浜田広介・著)を原案に、山崎監督自ら執筆。もののけ島に住む赤おに・ナキと、青おに・グンジョー(山寺宏一)との友情、そして人間の子供・小竹との交流を描くオリジナルストーリーが展開される。すでに脚本を読んだ香取は「もののけたちに笑っちゃいながらも、最後はしっかり号泣していました」と太鼓判を押す。

 さらに今年、日本国内だけで100億円超の大ヒットを記録した『トイ・ストーリー3』のように3D上映も行うことが決まっており、3Dの効果を有効に使った演出も期待される。香取も「一日も早くみなさんの目の前に赤オニの“ナキ”として飛び出せることを、楽しみにしています!!」と語っていた。声の出演はほかに、ゴーヤのもののけ・ゴーヤン役の阿部サダヲ、ナキの幼少時代・コナキ役の加藤清史郎、ネコのもののけ・ミッケ役のYOUら。

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