人気グループ・SMAPの草なぎ剛、女優の仲間由紀恵が24日、都内で行われたW主演ドラマ『99年の愛 〜JAPANESE AMERICANS〜』（TBS系）の制作発表会に出席した。草なぎは発表会後、23日に入籍した大先輩・少年隊の東山紀之と木村佳乃の話題に「すごく幸せそうだった」と電話で祝福したことを明かし、「この世界に入ったのは、少年隊のヒガシさんに憧れて。おめでとうございます」と喜んだ。一方、自身の結婚については「僕はこの放送が終わるまでちょっと…。（仲間演じる）しのぶと結婚するので」とアピールして笑いを誘った。

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　東山との電話では「あまり電話で話したことがないので緊張しちゃって、とにかく“おめでとう”とだけ言おうとした」という草なぎに対し、東山の方から「詳しいことは後日話すよ」とフォローがあったといい、「本当？ いつだよ！ みたいな感じですよね」と突っ込みながらも心待ちにしている様子。

　草なぎは過去に木村との共演経験もあり「明るくて元気でいい方なので、ヒガシさんにはピッタリ。明るく元気な家庭を築いていくんじゃないかな」と語り、「僕の中では“佳乃ちゃん”なんだけど、言っていいのかな…と思って。結局『佳乃ちゃんにもよろしくお伝えください』って言っちゃったんですけどね」と緊張のひとときを振り返った。

　今作は、脚本家・橋田壽賀子が“戦争と平和”をテーマに描く生涯最後の作品。今から99年前に夢を持ってアメリカに渡った日系移民の一家が、人種差別や戦争による逆境を乗り越えていく姿を描いた感動作で、日本人の誇り、愛とは何なのかを問いかける。

　草なぎは「たくましく強く生きる日本人の強さを、役を通して勉強できた。僕らの気持ちが伝わる作品になったと思う」、仲間も「夢を持ってアメリカに渡った日本人が、大変な思いをして今の私たちに繋いでくれた誇り、日本人の愛、橋田先生の気持ちが詰まった素晴らしい作品」とアピール。ドラマ初共演となった2人は「すごくお芝居がしやすくて、いろんなお芝居を上手に受けてくれて自由に演じることができた」（草なぎ）、「受け止め甲斐のある熱い気持ちだったとも思います」（仲間）とお互いをたたえ合った。

　発表会にはほかに松山ケンイチ、中井貴一、泉ピン子、寺島咲、川島海荷、市川右近、小林稔侍、中尾明慶、堀内敬子、八千草薫、岸恵子、橋田らが出席。総放送時間11時間を超える大作『TBS開局60周年 5夜連続特別企画　99年の愛 〜JAPANESE AMERICANS〜』は、TBS系で11月3日（水）〜7日（日）後9時より2時間スペシャル、5話連続で放送する（拡大日あり）。