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佐野元春、ドラマ初出演作に過去の自分だぶらせ「感激」



 歌手・佐野元春が音楽監修を務め、堤幸彦氏が脚本・監督を務めたWOWOWスペシャルドラマ『コヨーテ、海へ』の試写会付き舞台あいさつが24日、都内で行われ、佐野や堤をはじめ、ドラマ初主演の林遣都らが登壇した。米・ニューヨークなどを舞台にした同作の主人公・ハル(林)の姿に、1983年に単身NYへ渡った自身の姿をだぶらせた佐野は「20代の自分を見ているようで感激しました」。ドラマ初出演も果たした佐野は「ほんの数秒でしたけど、楽しかったです」と頬を緩ませ、堤監督も「ぜひ、また出てください」とラブコールを送った。

(写真左から)堤幸彦監督、佐野元春、林遣都、長渕文音、佐野史郎 (C)ORICON DD inc. 

(写真左から)堤幸彦監督、佐野元春、林遣都、長渕文音、佐野史郎 (C)ORICON DD inc. 

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 佐野の音楽にインスパイアされてきた堤監督が、佐野が影響を受けたビート・ジェネレーションにオマージュを捧げて映像化した同作。堤監督の「佐野さんの楽曲に折々勇気をもらった。なかでも『COYOTE(コヨーテ)』にはベストアルバムに近いものを感じた」という熱い思いが実り、晴れて佐野とのコラボが実現した。

 今作は、ニューヨーク、ブラジル、日本を舞台に、突然失踪した父の秘密を探しにニューヨークへ降り立ったハルが、旅先で出会った魅力的なダンサーのデイジー(長渕文音)と共にマンハッタンを巡っていく物語。

 佐野は「50年代のビートをテーマにしているけど、人間関係についても深く堤監督が見つめた作品」と太鼓判を押し「堤監督は映画を突き詰めて、僕は音楽を。同じ表現者として、僕ら50代が世の中をどういうふうに見てるのかを感じてもらえれば」と期待を込めた。

 ドラマ初主演となった林は「セリフにもあったんですけど、なんかわからないけど、うらやましい世代と思った」と佐野や堤の青春時代に思いを馳せていた。会場にはドラマ初挑戦となった長渕や佐野史郎も登壇した。ドラマは来年1月3日(月)放送。

 WOWOW主催のオリジナルイベント『WOW FES!』は、23日(土)より27日(水)までの4日間、東京ミッドタウン、両国国技館、日本武道館の3会場で開催。「Your Choice」をテーマに、充実のコンテンツや完全デジタル化に際して2011年10月に放送がスタートするフルタイム・ハイハイビジョン・3チャンネルの魅力をアピールしていく。

<特集>『WOW FES! 2010』司会初挑戦! 石原さとみインタビューから注目イベントまで、詳しくご紹介★

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  • (写真左から)堤幸彦監督、佐野元春、林遣都、長渕文音、佐野史郎 (C)ORICON DD inc. 
  • ドラマ初出演も果たした佐野元春 (C)ORICON DD inc. 
  • ドラマ初主演の林遣都 (C)ORICON DD inc. 
  • ドラマ初出演の長渕文音 (C)ORICON DD inc. 
  • 佐野史郎 (C)ORICON DD inc. 
  • 堤監督(左)が佐野元春の音楽にインスパイアされてドラマ化した (C)ORICON DD inc. 

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