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稲垣吾郎、映画に続きドラマでも悪役熱演「役者人生のステップアップ」

 SMAP稲垣吾郎が14日、都内で行われたフジテレビ系新月9ドラマ『流れ星』(18日スタート)の完成報告会見に出席した。公開中の映画『十三人の刺客』で極悪非道の暴君を演じ“悪人”としての新境地を開拓した稲垣は、同作でも上戸彩演じるヒロインに借金を負わせ、ギャンブルにハマり続ける“ダメダメな兄”として現代の悪役に挑戦。稲垣は「なかなか変わった役なので、役者人生の中でのステップアップとして頑張っていきたい」と強く意気込み、「なんか最近、悪役づいてはいるんですが…」と苦笑しながら「生まれながらに悪い人間はいないので、どういう環境で悪くなってしまったのかを掘り下げて演じたい」と役柄と向き合った。

新月9ドラマ『流れ星』(フジテレビ系)の完成報告披露試写後、報道陣の取材に応じた(左から)上戸彩、竹野内豊、松田翔太、北乃きい (C)ORICON DD inc. 

新月9ドラマ『流れ星』(フジテレビ系)の完成報告披露試写後、報道陣の取材に応じた(左から)上戸彩、竹野内豊、松田翔太、北乃きい (C)ORICON DD inc. 

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 先行試写を観た司会者から「本当にひどい役」と紹介を受けた稲垣は「あまりそういうふうに言われないように生きてきたんですが…」とタジタジ。「すごいやり甲斐ありますし、悪っぽく演じるよりも、リアリティを追求したい」と役作りについて話す一方、役と自分との共通点について「意外と似てるかも。僕、こういうときも(キャラ)作ってるんで…」と苦笑した。

 最愛の妹が余命一年と宣告され、歯車が狂いだした主人公・岡田健吾(竹野内豊)と、唯一の家族である兄(稲垣)に裏切られ、死に場所を探すヒロイン・梨沙(上戸)。同作は、人生に翻弄され絶望の淵に佇んでいた二人が偶然出会い、次第に真実の愛に目覚めていく、「本当の愛」とは何かを真正面から問いかけるラブストーリー。

 9年ぶりに月9主演を務める竹野内は「心理描写がよく描かれていくので、気持ちの変化を表現できたら」。同作で竹野内と初共演となる上戸は「すごい楽しいです。竹野内さんは癒し系。観葉植物のようです」と笑顔で語り、撮影が和やかに進んでいることを報告。自身は初のイメクラ(風俗)穰を演じるにあたり、実際に店に見学に行ったという上戸は「壁には何が書いてある、ティッシュ箱には何が書いてあるとか、アメが置いてあるとか。わからない世界だったので、こういう世界もあるんだなあ。いろいろ大人の勉強ができて、興味津々です」と新発見に瞳を輝かせていた。

 会見にはほかに松田翔太北乃きいが出席した。

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