シリーズ初の全編3D上映を予定していた人気ファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズの7作目で最終章となる『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(デイビッド・イェーツ監督)が、全編2Dで公開されることをワーナー・ブラザース映画が発表した。
同社は、「作品のクオリティを維持したまま最高の3D品質基準で観客の皆様にお届けすることができないと判断した」と説明。公開日に関しては従来の予定通り11月19日としている。
デイビッド監督は、「我々は今回の決断を心から支持しています。それは、ワーナー・ブラザース映画の常にクオリティを最優先にした映画作りに対する姿勢を端的に物語るものです」とコメントした。
なお、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は、2011年7月15日に2Dと3Dで公開する予定。
同シリーズは、英国の著者J.K.ローリング が手がけた世界的ベストセラー・ファンタジー小説の映画化作品。最終作となる第7章『ハリー・ポッターと死の秘宝』は、2007年7月に原作小説が発表され(日本版は2008年7月)、主要登場キャラクターたちがそれぞれに“完結”を迎える重要なエピソードが盛り込まれている。
【動画】⇒『ハリー・ポッターと死の秘宝』予告編
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2010/10/12