吉本興業とテレビ局がタッグを組んで製作した映画5作品を一挙上映する『YOSHIMOTO Laugh＆Peaceムービーフェスタ』が9日、東京・新宿バルト9で始まり、各作品の出演者、監督らが舞台あいさつに登壇した。黒沢かずこ（森三中）が主演するラブコメディ『クロサワ映画』（フジテレビ・渡辺琢監督）の舞台あいさつには、黒沢と共演の椿鬼奴が純白のウエディングドレス姿で登場し、「より多くの人に見てもらいたい」と劇場公開の喜びを爆発させた。俳優・渋江譲二と庄司智春も婚礼用の白いスーツでそろえ、森三中の“既婚組”大島美幸と村上知子も駆けつけた。

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　黒沢たちは主題歌「いいオンナには運がある？」を生披露して大騒ぎ。同曲は黒沢が作詞作曲を手がけた「広瀬香美とドリカムを合わせたような、恋愛未経験の女の子が恋を知ってハッピーになる歌」で、大島が歌っている。時々、音程を外しながら歌う大島に刺激された椿もお得意のボン・ジョヴィの名曲を熱唱。さらに庄司が「僕も『LOVEマシーン』歌っていいですか？」と手を上げたが、あえなく却下されてしまった。

　女優・谷村美月が新人ADとして奮闘する『明日やることゴミ出し』（日本テレビ・上利竜太監督）の舞台あいさつには、パンクブーブー、もう中学生、アイドル★リーグ！（葵マリカ、池田裕子、おかもとまり、尾崎ナナ、笠原美香、渋沢一葉、田井中茉莉亜、土岐麻梨子、吹田早哉佳）が水着で登場。

　千原ジュニアがロッシー（野性爆弾）と繰り広げるおバカドキュメンタリー『無知との遭遇』（TBS・合田隆信監督）では、映画の撮影とは最後まで気づかずに、一生懸命“宇宙人”と戦ったロッシーと、彼をリスペクトする芸人仲間・ピース、ガリットチュウ、Bコースが大集合。「10メートル歩く間に3人のおばちゃんに道を聞かれていた」（ガリットチュウ）などと、ロッシーのいい人っぷりを競うように話した。

　個性派俳優・大倉孝二、きたろうらが出演する『宇宙で1番ワガママな星』（テレビ朝日・伊東寛晃監督）では、メインキャストのゴリ（ガレッジセール）と出演シーンがわずか13秒の秋山竜次（ロバート）、司会役でダイノジが登壇。常に身奇麗にしているバツイチの伊東監督を既婚の芸人4人がイジるトークで観客を笑わせた。

　『お墓に泊まろう！』（テレビ東京・伊藤隆行監督）では主演の金田哲（はんにゃ）、原西孝幸（FUJIWARA）、川田広樹（ガレッジセール）、川島邦裕（野性爆弾）の4人が、欠席した河本準一（次長課長）の“お別れ会”を開くコント仕立ての舞台あいさつを行った。

　『YOSHIMOTO Laugh＆Peaceムービーフェスタ』は10月29日まで新宿バルト9で上映。10月23日（土）〜11月12日（金）、横浜ブルク13、梅田ブルク7、T・ジョイ京都ほかにて上映される。

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