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女性が選ぶ“秋映画”1位は『大奥』〜J・ロバーツ最新作が洋画トップ

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 夏公開映画の大作が快進撃を続け、夏休み中も大きなにぎわいをみせていた映画館。その勢いの余韻が残るなか、9月に入りさまざまな趣向の秋映画の公開がスタートし、映画館には、子どもたちに代わって幅広い年代の女性が多くつめかけている。そこでORICON STYLEでは、20〜40代の女性に『この秋に観たい映画』(9〜10月公開)のアンケート調査。その結果、ランキング1位には、二宮和也と柴咲コウが主演し、女将軍に仕える美男の世界を描く時代劇【大奥】が輝いた。また洋画では、ジュリア・ロバーツが主演する【食べて、祈って、恋をして】が5位に登場し、邦画の話題作がひしめくなか、唯一TOP10内にランクインした。

1位『大奥』(C)2010 男女逆転『大奥』製作委員会 

1位『大奥』(C)2010 男女逆転『大奥』製作委員会 

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 1位に選ばれた【大奥】(10月1日公開)は、よしながふみの人気コミックの同名タイトルが原作。ひとりの女将軍に3000人の美男が仕える“逆・大奥”の世界を舞台に愛憎渦巻く人間ドラマを描く。原作ファンからの支持と、その斬新な設定への関心度が高いほか、「いろんな美男子が出て来るのが楽しみ」(20代/神奈川県)「いい男に囲まれる世界を堪能したい」(30代/岡山県)など、大勢のイケメンが自分ひとりにかしずく夢のような世界に対する、女性の憧れも垣間見える。初共演にして初時代劇への挑戦となる2大キャスト、二宮和也と柴咲コウへの注目度も高いが、男女の立ち位置が逆転する物語をいかに演じるかも興味深い。

 また、水嶋ヒロ&佐藤健&向井理のイケメン共演が話題の【BECK】(公開中)が2位、男同士の熱いドラマが人気を集め、シリーズいよいよ最終章を迎えた【THE LAST MESSAGE 海猿】(9月18日公開)が3位にランクイン。男たちが魅せる熱気あふれる作品に票が集まった。

 一方洋画では、ジュリア・ロバーツ主演最新作【食べて、祈って、恋をして】(9月17日公開)がトップに(総合5位)。ハリウッド最後の大物スターといわれたロバーツが、20年にわたる女優活動のなか、同作のプロモーションのために初来日したことは記憶に新しい。同作はそれまでの人生のすべてを変えようと、自分を解き放つひとりの30代の女性が主人公の実話を基にした物語。「自分に合っていると思った。女性として共感できそう」(20代/大阪府)と、共感を求める意見が多数。さらに30代に突入した主人公が“満ち足りているのに物足りない”、“自分を変えたい”と一歩を踏み出す姿は、「生きるよろこびを改めて知ることができそう」(30代/熊本県)というコメントが示す通り、現代社会を生きる女性たちから高い関心が集まり、総合TOP10のなかで唯一の洋画作品となった。

 このほか洋画では、シリーズの女性ファンが多い【バイオハザード IV アフターライフ】(公開中)、トムクルーズ&キャメロン・ディアスの2大ハリウッドスターが共演する【ナイト&デイ】(10月9日公開)がともに総合圏外ではあるが、洋画ではそれぞれ2、3位になった。

⇒ 女性が選ぶ『この秋に観たい映画』ランキングTOP10


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  • 1位『大奥』(C)2010 男女逆転『大奥』製作委員会 
  • 洋画でトップ(総合5位)『食べて、祈って、恋をして』 
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