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　俳優の伊藤英明らが12日、東京・新宿大通りで行われた映画『THE LAST MESSAGE 海猿』のブルーカーペットイベントに登場した。同所を封鎖し、海に見立てた約70mのブルーカーペットの先端に横付けされたリムジンからキャスト陣が登場すると、会場内外に詰めかけた5000人のファンは大熱狂。カーペットを歩きながら“海猿サポーター”らと直接触れあった伊藤は「こんなにすごいカーペットは初めてで感動しました」と喜んだ。

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　2004年からスタートした『海猿』シリーズの完結編となる同作。一児の父親になり、新米潜水士を支える立場となった海上保安庁の潜水士・仙崎大輔(伊藤)らが、2010年9月、超大型台風が近づくなかで起きた天然ガスプラント施設「レガリア」に船式の掘削装置が激突する事故での激しい救助活動の様子を描く。この日のイベントは、12館の映画館を有する“映画の街・新宿”を盛り上げる秋の祭典として2009年に誕生したシネ・フェスタ新宿』からオファーを受けて実現した。

　ブルーカーペットを歩き終え、舞台に登壇した伊藤は「歩いてるなかでちっちゃい子供がいて、お父さんお母さんに付き合わされてかわいそうに…」と笑いを誘い、加藤あいは「カーペットを歩いて、たくさんの人に愛されてるんだなって実感しました。ありがとうございます」と感慨深い様子。また佐藤隆太は高いステージから集まったファンを見渡し、「ここからの景色は絶景です！ さっきリムジンの中で『初リムジンなう』ってつぶやきました」とテンション高く語っていた。

　イベントにはほかに吹石一恵、三浦翔平、羽住英一郎監督が出席。映画『THE LAST MESSAGE 海猿』は18日（土）より全国で公開。