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浅野温子、フジ系連ドラ14年ぶり出演! うつ病患う母親役で嵐・二宮と“親子”共演

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 女優・浅野温子が、10月スタートの新ドラマ『フリーター、家を買う。』(フジテレビ系 火曜・後9時)で、同局の連続ドラマに1996年の『コーチ』以来14年ぶりに出演することが7日、わかった。浅野は、人気グループ・二宮和也演じる主人公の母親で、近所からのいじめ、無関心な家族の態度に耐えた結果、うつ病にかかってしまうという難役に挑む。浅野は「二宮さんとは初共演ですが、いつも笑顔で、まわりを受け入れる許容の深い方で、安心して演じることができています。温かくて悲しくて元気になるドラマ、ぜひご家族で見ていただけたらと思います」と意気込んでいる。

10月スタートの新ドラマ『フリーター、家を買う。』でフジテレビの連続ドラマに14年ぶりに登場する浅野温子 (C)フジテレビジョン 

10月スタートの新ドラマ『フリーター、家を買う。』でフジテレビの連続ドラマに14年ぶりに登場する浅野温子 (C)フジテレビジョン 

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 1980年代に一世を風靡した“トレンディドラマ”に次々と出演し、常に話題を振りまいてきた浅野。88年の『抱きしめたい!』では、女優・浅野ゆう子と共に“ダブル浅野”としてブレイク。91年の『101回目のプロポーズ』では、死んでしまった恋人を忘れられないチェロ奏者を熱演し数々の名シーンを生んだ。その後も1992〜1996年に単発で放送されたドラマ版『サザエさん』で、おっちょこちょいのサザエさんをコミカルに演じ、95年の『沙粧妙子・最後の事件』(いずれも同局系)では、連続猟奇殺人事件に迫るミステリアスな刑事を演じるなど、コメディからシリアスまで幅広い役に臨み、“カメレオン女優”の名を欲しいままにしてきた。

 今回、浅野が演じるのは、夫や子どもたちのことを一番に思い、尽くしてきた専業主婦寿美子。だが、近所からの陰湿ないじめに遭い、息子の誠治(二宮和也)が、就職した会社を3ヵ月で辞めたことで、誠治と夫の誠一(竹中直人)との折り合いが悪くなり、さらに更年期障害などが重なり、うつ病を発症してしまう。医者から、寿美子が重度のうつ病だと診断され、病の原因が自分にもあることに気づいた誠治が奮起していくきっかけとなる。

 同作の橋本芙美プロデューサーは、浅野の役どころについて「数々の幅広い役柄がどれも印象深い浅野温子さんが、今回の新しいホームドラマの要である母・寿美子を演じることで、うつ病にかかり不安定な精神状態でありながらも家族を思う母の愛と、その繊細な描写を体現してくださると確信し、そんなお母さんと、お母さんのために必死にもがき頑張る主人公・誠治の姿が、見る者の心を打つと思いました」と期待を寄せている。

 仕事を辞めたフリーターが、仕事への意欲や、家族再生の希望を見つけていく社会派ドラマとなる今作は、二宮がダメなフリーター役を演じることでも話題に。嵐としての活躍はもちろん、俳優としても確かな演技力に定評がある二宮と、これまた演技派女優である浅野が合間見えることで、どのような化学反応が生まれるのか? 同局は、今作で新たな“ホームドラマ”を形成していくと自信をのぞかせているだけに、2人の融合には注目だ。

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